5.21.3 OPEN
OPENコマンドは、SOAPトランザクションを処理するサービス・クラスとプロバイダ・クラスをロードします。
構文:
コマンド |
キーワード |
値 |
コマンド/キーワード/値に関する開発担当者メモ |
OPEN |
SERVICE |
値 |
必須。サービス名 |
VALIDATE |
*ALL |
任意。XMLスキーマを使用して、SOAP要求メッセージと応答メッセージを検証します。 |
|
*OPTIONAL |
サービス・プロパティが使用可能かどうかのみを検証します。 |
||
*NONE |
検証なし |
||
*REQUEST |
SOAP要求メッセージを検証します。 |
||
*RESPONSE |
SOAP応答メッセージを検証します。 |
SERVICEキーワードは、SOAPウィザードで作成されたサービス・クラスとプロバイダ・クラスのシンボル名です。この例では、SERVICEの値SEARCHに対してcom.acme.SearchServiceというサービス・クラスとcom.acme.SearchProviderというプロバイダ・クラスを使用しています。
service.search=com.acme.SearchService
provider.search=com.acme.SearchProvider
オプションのVALIDATEキーワードは、SOAP XML要求メッセージと応答メッセージに対してXMLスキーマ検証を行うかどうかを制御します。SOAPメッセージの検証に使用される外部のXMLスキーマ・ファイルは、サービス・プロパティ・ファイルで指定します。サービス名と操作名は、各エントリーを特定するサービス・プロパティで使用されます。
例
# service.validate.request.service.operation=soap-server-schemas/soap-envelope.xsd
# service.validate.response.service.operation=soap-server-schemas/soap-envelope.xsd
例
OPEN SERVICE(SEARCH)