ステップ4. iiiFN08サーバーのアウトバウンド(応答)バインディングを作成する

LANSA Integrator

ステップ4. iiiFN08サーバーのアウトバウンド(応答)バインディングを作成する


このステップでは、XMLバインディングウィザードを使用して、サーバー上にアウトバウンド応答バインディングiiiPRO06_response.jarを作成します。このバインディングでは、社員のスキル・リストは1つのリストで表されますが、社員のリストはリストがネストしないようにフラグメントとして定義されます。Employeeフラグメントは、RDMLXコードに複数回作成されます。

1.   最初に、Server XML Responseグループで新しいXML Bindingウィザード・ソリューションを作成します。

a.   iii Trainingプロジェクトをスタジオで開き、Server XML Employee Responseソリューション・グループを右クリックして[ソリューションの新規作成]を選択します。

b.   Server XML Employee Responseグループが事前に選択されています。XMLバインディングウィザードを選択します。[ファイル]入力フィールドにiiiPRO06_responseと入力します。[OK]をクリックします。

2.   XMLバインディング・プロジェクト・パネルが表示されます。[参照]ボタンを押します。iiiPRO06_response.xmlファイルをクリックして選択します。[開く]ボタンの次に[OK]を押します。XML Bindingウィザードのメイン・ウィンドウが表示されます。パッケージをcom.iiicompany.service.xmlに変更します。

3.   [アウトバウンド]チェックボックスをクリックします。新しく作成された[アウトバウンド]タブに移動します。

4.   応答XMLのバインディングは、インバウンドよりも複雑です。

·         ルート・タグとEmployeeタグをフラグメントとして設定する必要があります。

·         EmployeeSkillはリストとして設定する必要があります。

·         Code、FullName、SkillDescは特定のLANSAフィールドにマッピングする必要があります。

 Employeeフラグメントは、RDMLXコードに繰り返し作成されます。

      繰り返し作成するには、社員の詳細を以下のようにマッピングします。

a.   ルート・タグEmployeeListを右クリックします。ポップアップ・メニューで[フラグメント]を選択します。

b.   Employeeタグを右クリックします。ポップアップ・メニューで[フラグメント]を選択します。

c.   Codeタグを右クリックして[編集]を選択します。[名前]にEMPNOと入力して[OK]をクリックします。

d.   FullNameタグを右クリックして[編集]を選択します。[名前]にFULLNAMEと入力して[OK]をクリックします。

e.   いずれかのEmployeeSkillタグを右クリックして[リスト]を選択します。

f.   EmployeeSkillタグを展開すると、そのサブタグが表示されます。いずれかのSkillDescタグを右クリックするかダブルクリックして編集します。[名前]にSKILDESCと入力して[OK]をクリックします。

 XMLバインディングは以下のようになります。

5.   XMLバインディングの定義が完了しました。ここで、アウトバウンド応答サービスを生成してコンパイルします。[プロジェクト]メニューを選択して[ビルド]オプションを選択します。

6.   XML Bindingウィザードを終了します。プロンプトが表示されたら、作業内容を保存します。