2.19 REST (Representational State Transfer)

LANSA Integrator

2.19 REST (Representational State Transfer)


RESTとは、HTTPやXMLテクノロジに基づくアーキテクチャ・スタイルです。

JSMDirectとJSMProxyを使用してRESTスタイルのWebサービスを開発できます。

ApacheのHTTP Server URL書き換え機能を使用して、JSMDirectとJSMProxyのURLをRESTのリソース・スタイルのURLにマッピングします。

REST Webサービスの特徴

·         クライアント・サーバー:プル型対話スタイル

·         ステートレス:クライアントからサーバーへの各要求には、その要求の理解に必要なすべての情報を含める必要があります。この要求で、サーバー上に保管されたコンテキストを利用することはできません。

·         キャッシュ:ネットワーク効率を改善するには、応答をキャッシュ対応またはキャッシュ非対応としてラベル化できるようにしておく必要があります。

·         同一のインターフェース:汎用インターフェース(HTTPのGET、POST、PUT、DELETEなど)ですべてのリソースにアクセスします。

·         名前付きリソース - システムはURLを使用して名前が付けられるリソースで構成されます。

·         相互接続されたリソース表現 - リソースの表現はURLを使用して相互接続されるため、クライアントはある状態から別の状態に進むことができます。

·         層状構成要素 - パフォーマンスやセキュリティなどをサポートするために、プロキシー・サーバー、キャッシュ・サーバー、ゲートウェイなどの仲介機能をクライアントとリソース間に挿入できます。