ENCODING
オプションのキーワードENCODINGは、バイト内容のUnicode文字列変換に適用されるエンコーディングを指定する場合に使用されます。
ENCODINGキーワードの値*DEFAULTを使用して、JVMの省略値・エンコーディングを選択できます。
XMLサービスはエンコーディングの値*AUTODETECTをサポートします。エンコーディングの自動検出はXML内容の場合のみ可能であり、コンマ区切りテキスト・ファイルなどの内容を読み込む際には使用できません。
HTTPサービスの場合、SERVICE_LOADコマンドでENCODINGを使用すると、サービスは標準入力バイト・ストリームを変換できます。
ENCODING値を使用できない場合、サービスはHTTPプロトコル内容タイプcharset値を使用して、使用されるエンコーディングを決定します。
charsetがない場合、エンコーディングは省略値でJVMの省略値・ファイル・エンコーディングになるか、XML内容の場合は自動検出になります。
ENCODING値をHTTPサービスのSENDコマンドで使用すると、HTTP要求/応答内容をエンコードすることができ、適切なcharset値が内容タイプ・プロトコル行の最後に自動で追加されます。省略値・エンコーディングはUTF-8です。
HTTPサーバーがMIXED出力モードのIBM IBM i で、選択された内容タイプがtext/で始まる場合、エンコーディングによる影響はありません。テキスト内容がCGI-EBCDIC-CCSID値を使用してエンコードされ、HTTPサーバーはサーバー構成のDefaultNetCCSIDエントリーに基づいてcharsetを設定します。
Javaランタイムの国際バージョンを実行する必要があることに注意してください。米国専用バージョンにはすべてのエンコーディングは含まれていません。
詳細については、「IANAエンコーディング」を参照してください。
例
SERVICE_LOAD SERVICE(HTTPInboundXMLService) ENCODING(ISO8859_1) SERVICE_LIST(...)