3.1.1 JSM_OPEN

LANSA Integrator

3.1.1 JSM_OPEN


JSM_OPEN組み込み関数は、必ず最初に実行されます。JSMクライアントとJava Service Managerとの接続や、サービスのスレッドの開始に使用されます。各クライアントには独自のスレッドがあります。

構文:

引数

No

タイプ

必須
省略可

説明

最小

最大

最小
小数桁数

最大
小数桁数

1

A

省略可

サーバー

50

50

 

 

戻り値

No

タイプ

必須
省略可

説明

最小

最大

最小
小数桁数

最大
小数桁数

1

A

必須

ステータス

20

20

 

 

2

A

必須

メッセージ

256

 

 

サーバー引数は、接続の場合は省略可です。サーバー引数が指定されていない場合や引数の値にブランクが含まれている場合、リモート・ホストとポート番号は、IBM i 上のデータ・エリアJSMCLTDTA、またはWindowsやLinux上のjsmcltdta.txtファイルから取得されます。

サーバー引数には以下の値を使用できます。

ホスト:ポート

指定したホストとポートを使用します。

ホスト

ホストを使用し、JSMCLTDTAからポートを取得します。

:ポート

ポートを使用し、JSMCLTDTAからホストを取得します。

:

JSMCLTDTAからホストとポートを取得します。

 

JSMCLTDTAからホストとポートを取得します。

  

JSM_OPENは、JSM_COMMANDの使用前に実行する必要があります。

JSM_OPEN組み込み関数は、DNSルックアップを実行して、ホスト名アドレスを解決します。ドット区切りのIPアドレスを使用した場合、このDNSルックアップは成功しません。

接続を開く際のJSM_OPEN組み込み関数の速度が遅い場合は、DNSルックアップの問題の可能性があります。パフォーマンスを改善するには、ローカル・ホスト・テーブルにエントリーを追加します。

登録されたDNSサーバーが使用可能で適切に実行する場合、TCP/IP接続パフォーマンスを改善できます。

TCP/IPドメインの変更

ホスト名検索の優先順位           *LOCAL

ドメイン名サーバー

インターネット・アドレス                    139.130.4.4

                                    203.48.48.13

リストの最初のDNS (Domain Name Server:ドメイン・ネーム・サーバー)が応答しない場合、リストの2番目のDNSサーバーに接続を試みます。2番目のDNSサーバーが応答しない場合は、3番目のDNSサーバーに接続を試みます。

詳細については、「IBM i - ネットワーク・パフォーマンス」を参照してください。