7.22.1 SOAPエージエント・プロジェクトの作成

LANSA Integrator

7.22.1 SOAPエージエント・プロジェクトの作成


1.   [プロジェクト]の[ソリューション]ノードから、[ソリューションの新規作成]メニュー項目を選択します。

2.   [SOAP エージェント ウィザード]ツールを選択し、プロジェクト・ファイルとWSDLドキュメントを受け入れるグループ・フォルダーを入力または選択します。

3.   プロジェクトのファイル名を入力します。拡張子「.soap.prj」が自動で付けられます。

4.   [OK]ボタンを押して、使用するWSDLファイルを選択します。

5.   [参照...]ボタンを押してWSDLファイルのURLを入力します。WSDLファイルがローカルのファイルシステムに置かれている場合、次の[参照...]ボタンを押して[ファイル システム]ダイアログ ボックスにアクセスします。

      必要なURLがクリップボードにある場合は、Ctrl-Vでテキスト フィールドに貼り付けます。

6.   [OK]ボタンを押してメイン ダイアログ ボックスに戻ります。[プロジェクト ソース]フィールドには、URLを使ってWSDLを検索するときにWSDLを保管するために使用するファイル名が入っています。このファイル名は変更できます。

      [Unwrapパラメータ]チェック ボックスを使用して、ドキュメントや文字の"折り返された"スタイルのサポートを使用可能/使用不可にします。

      [ネームスペース マップ]を使用して、WSDLドキュメント内のすべてのネームスペースを同じJavaパッケージ名にマッピングします。

7.   [OK]ボタンを押してプロジェクトを作成します。

·         プロジェクト名はJARファイル名とサービス クラス名の作成に使用されます。

·         JARファイルには、SOAPトランザクションと生成されたサービス クラスを処理するAxisで生成されたクラスが入っています。

·         使用できるSOAPのオペレーションは左のスクロール パネルに表示されます。

·         オペレーションが選択されると、パラメータと戻りパラメータが右のスクロール パネルに表示されます。

      パラメータ ノードを設定すると、データを各種の方法で受信して処理できます。

      各種のアイコンがノードの種類を表します。

ノードは無視されます。

ノードはフィールドです。

ノードは固定値です。

ノードはリストです。

ノードはリスト フィールドです。

ノードはフラングメントです。

ノードはストリーム・ファイルです。

      次の図では、パラメータはフラグメントとして設定されており、フィールド値を設定するにはSET FRAGMENTコマンドが必要となります。

      また、パラメータを設定せずに、フィールドを設定することも可能です。これらのフィールドはSET PARAMETERコマンドが実行されると値を受け取ります。[無視]のフィールドは値が設定されず、省略値で文字列とオブジェクトにはヌルが、プリミティブの数字にはゼロが入ります。

      プログラム フィールドとSOAPトランザクション間でバインディングを行うためには、フラグメント、リスト、リスト フィールド、およびフィールド ノードにプログラム フィールド名が必要です。リポジトリ・ビューアを使用して、LANSAフィールド名をノードにドラッグ・アンド・ドロップすることができます。

8.   ポップアップの[編集]メニューかEnterキーを使用して、エンティティ属性ダイアログにアクセスします。

9.   プログラムのフィールド名、フラグメント、またはリスト名を入力して[OK]ボタンを押します。

10. [ビルド]ボタンを押してサービスを生成しコンパイルします。このサービス クラスはjarファイルに追加されます。

      生成されたコードとコンパイルされたクラスはすべてcompile-agentサブディレクトリに置かれます。

      サービス・プロパティを含むファイルがソリューション・ディレクトリに作成され、サンプルはsamplesサブティレクトリに作成されます。