3.10 リソース・プロパティ - 国際化

LANSA Integrator

3.10 リソース・プロパティ - 国際化


分散アーキテクチャまたは階層アーキテクチャでJSMを実行する場合、リモート・サーバーはさまざまな国にある可能性があります。これらのサーバーでは、特定の地域や言語に対する必要条件が生じる場合があります。

Java Service Managerリソース・ファイルは国際化されています。

リソース・ファイルにはロード階層があります。

basefile.properties

basefile_language.properties

basefile_language_country.properties

各プロパティのエントリー読み込みによって以前のプロパティのエントリーが置き換えられます。この置き換えは、同じファイル内の重複キーのエントリー、または以降のロケール・プロパティ・ファイルの重複エントリーが原因で発生します。

ロケールは、クライアント・プログラムで決まります。IBM i コンピュータで実行するプログラムによって、エンコードおよびロケール情報がJSMサーバーに提供されます。

CCSID

037

LANGUAGEID

ENG

COUNTRYID

AU

この場合、JSMサーバーは接続を処理するスレッドを作成します。このスレッドは、エンコードCp037、ロケールEN_AUを使用します。

エンコードやロケール情報が異なる複数のクライアントを1つのJSMサーバーで処理できます。