ステップ4. 新しいSOAPオペレーションを作成する
このステップでは、WebサービスのSOAPオペレーションGetEmployeesを作成し、そのインバウンド・パラメータとアウトバウンド・パラメータを定義します。
GetEmployeesでは、部門コードと課コードを指定するパラメータを受け取り、該当部門と課の全社員の詳細のリストや配列を返します。
1. SOAPウィザードの[オペレーション]タブを選択します。
2. [オペレーション]ペインを右クリックしてコンテキスト・メニューを開きます。
3. コンテキスト・メニューで[オペレーションの新規作成]を選択します。
4. 結果のダイアログにgetEmployeesを入力し、[了解]をクリックします。
5. インバウンド・パラメータを定義します。定義するには、以下を実行します。
a. getEmployeesオペレーションを右クリックしてコンテキスト・メニューを開きます。
b. コンテキスト・メニューで[パラメータの新規作成]を選択します。
c. パラメータのタイプ(この場合は[String])を選択します。
6. 結果のダイアログにdepartmentCode)を入力し、[了解]をクリックします。
(この場合は
7. 残りのインバウンド・パラメータsectionCodeについても同じ順序を繰り返し(同様に[String]を選択)、[OK]をクリックします。
8. 戻りパラメータまたはアウトバウンド・パラメータを定義します。インバウンド・パラメータと同様の手順に従います。
a. GetEmployeesを右クリックしてコンテキスト・メニューを開きます。
b. コンテキスト・メニューで[戻りパラメータセット]を選択し、サブメニューで[サーバー タイプ...]を選択します。
「ステップ2. カスタムSOAPサーバー・タイプを定義する」で作成したサーバー・タイプになるため、選択されています。
は、戻りパラメータが9. [サーバー タイプ]ダイアログ・ボックスには、Employeeサーバー・タイプの2つのエントリーがあります。最初のエントリーは、単一インスタンスの社員を表します。2番目の[...]が付いたエントリーは、社員の配列を表します。
社員の配列を返すため、Employee [...]を選択して[OK]をクリックします。
SOAPウィザードの[オペレーション]タブに戻ります。このウィザードでは、定義したインバウンド・パラメータとアウトバウンド・パラメータを確認できます。Employeeリターン・パラメータのエントリーを展開すると、Employeeサーバー・タイプを構成するエレメントが表示されます。
これで、SOAPオペレーションとそのパラメータを定義しました。
各自のWebサービスを定義すると、1つ以上のSOAPオペレーションが定義されますが、このチュートリアルで作成するのは1つのオペレーションのみです。
10. 変更内容を保存します。