ステップ5. バインディングを配布および構成する
このステップでは、Integratorスタジオを使用して、jarファイルの配布とHTTPInboundXMLBindServiceプロパティ・ファイルの更新を行います。以前の演習INT004では、このサービスのローカル・プロパティ・セクションを作成しました。今回は、以前のようにこのファイルを更新して、サーバーに発行します。
1. スタジオでプロジェクト・タブが開いている状態で、Integrator/propertiesフォルダーを展開し、HTTPInboundXMLBindService.propertiesファイルをダブルクリックしてプロパティ・エディタで開きます。
HTTPInboundXMLBindService.propertiesファイルにはINT004の以下のエントリーがあります。
service.iiipro04_request=com.iiicompany.service.xml.IiiPRO04_requestService
service.archive.iiipro04_request=bindings/iiiPRO04_request.xml.jar
service.iiipro04_response=com.iiicompany.service.xml.IiiPRO04_responseService
service.archive.iiipro04_response=bindings/iiiPRO04_response.xml.jar
a. ファイルに以下の行を追加します。
service.iiipro05_request=com.iiicompany.service.xml.IiiPRO05_requestService
service.archive.iiipro05_request=bindings/iiiPRO05_request.xml.jar
service.iiipro05_response=com.iiicompany.service.xml.IiiPRO05_responseService
service.archive.iiipro05_response=bindings/iiiPRO05_response.xml.jar
追加するには以下のようにします。
b. エディタ(1)で最初のプロパティ・ファイルを開いておきます。
c. XML List Requestフォルダーを展開し、HTTPInboundXMLBindService.propertiesファイルをプロパティ・エディタで開きます。このコードをコピーしてエディタ(1)に貼り付けます。2番目のプロパティ・エディタを閉じます。
d. これらのステップを繰り返して、XML List Response/HTTPInboundXMLBindService.propertiesのコードをエディタ(1)にコピーします。
e. 2番目のエディタを閉じます。エディタ(1)で変更を保存してエディタ(1)を閉じます。
注:Javaのパスの大文字/小文字は区別されます。
2. ここで、サーバー・バージョンの
を修正内容で更新する必要があります。a. JSMサーバー・インスタンスは、以前のステップで右側に開いているはずです。開いていない場合は、プロジェクト・タブでサーバーをダブルクリックして開きます。
b. ローカルの
ファイル(左側のIntegrator/Propertiesにある)を右クリックして、ポップアップ・メニューで[セクションの発行]オプションを選択します。c. 発行を確認するメッセージが求められます。[はい]を押します。
サーバー上の
3. jarファイルを配布します。
PCのjarファイルを適切なJSMサーバー・ディレクトリにコピーする必要があります。\instance\bindingsディレクトリにjarファイルを送信します。
a. XML List ResponseソリューションでiiiPRO05_response.xml.jarを右クリックし、ポップアップ・メニューで[送る]、[Integratorフォルダ]を選択します。ファイルをコピーするかどうかを尋ねられた場合は[はい]を選択します。あるいは、iiiPRO05_response.jarファイルをIntegrator/bindingsフォルダーにドラッグ・アンド・ドロップするだけでも構いません。
b. XML List Requestフォルダーで、iiiPRO05_request.xml.jarに対してステップa.を繰り返します。
c. 左ウィンドウのペインでbindingsフォルダーを展開します。各jarファイルを1つずつ右クリックして[ファイルの発行]を選択します。プロンプトが表示されたら[はい]を選択します。
d. JSMサーバーをリブートする必要はありません。JSMは/bindingsフォルダからXMLBinding jarファイルを取り出します。
e. 数秒が経過したら、F5を押してウィンドウを更新します。エラー・メッセージが表示された場合は、もう少し待機してから再度試してください。jarファイルはpendingフォルダーからなくなりますが、メインのjarフォルダーにあります。