10.4 STRJSMコマンドが機能しない
STRJSMコマンド・オブジェクトは付属していますが、STRJSM CLプログラムは付属していません。ユーザーはSTRJSM CLプログラムをコンパイルする必要があります。
STRJSMが開始しない原因として、STRJSMプログラムが存在しないか、STRJSMコマンドとCLプログラムのパラメータがアップグレード後に変わったことがあげられます。
JSMLIBライブラリ内のCLソース・ファイルQCLSRCを確認してください。
このファイルには、以下のソース・メンバーが含まれています。
CRTDEMO
CRTJSMSBS
JSMADMEXT
JSMDRTEXT
JSMLSAEXT
JSMPXYEXT
STRJSM
STRJSMコマンドは、STRJSM CLプログラムを呼び出します。このプログラムは、以下のSBMJOBコマンドを使用してRUNJSMプログラムを送信します。
SBMJOB CMD(CALL PGM(RUNJSM)
PARM(&INSTANCE &VERSION &OPTION &GCHINL &GCHMAX &JSMJOB)) +
JOB(&JSMJOB) +
JOBD(*LIBL/&JSMJOBD) +
JOBQ(*JOBD) +
PRTDEV(*JOBD) +
OUTQ(*JOBD) +
USER(*JOBD) +
SYSLIBL(*SYSVAL) +
CURLIB(*CRTDFT) +
INLLIBL(*JOBD) +
DSPSBMJOB(*NO) +
MSGQ(*NONE) +
CPYENVVAR(*NO) +
LOG(4 00 *SECLVL)
JSMLIBライブラリで以下のオブジェクトを確認してください。
JSMサブシステムの記述
JSMジョブの記述
JSMジョブの待ち行列
JSM出力の待ち行列
JSMクラス
JSMサブシステムの記述でジョブの待ち行列と経路エントリーを確認してください。CLソースCRTJSMSBSを確認します。このプログラムは、作業管理オブジェクトを作成する場合に使用されています。
STRSBS SBSD (JSM)コマンドを使用して、JSMサブシステムを開始します。
DSPJOBLOGコマンドとWRKSBMJOBコマンドを使用して、ジョブ・ログとスプール・ファイルを検索します。