9. リモート・ファンクションの呼び出し

LANSA Integrator

9. リモート・ファンクションの呼び出し


リモート・ファンクションの呼び出し(RFI)は、クライアントJVMとリモートJSMサーバーとの間で連続Javaオブジェクトを送受信する手段です。

Java Service ManagerのRFI機能は、ローカル・オブジェクトへのコーディングと同じくらい簡単にリモート統合を行うミドルウェアです。Javaクライアント開発者はローカル・オブジェクトを作成して処理してから、これらのオブジェクトをリモートJSMサーバーに送信します。リモート・サービスは、これらのオブジェクトのローカル・コピーを使用して、ホスト・プログラムにデータを提供します。また、ホスト・プログラムは新しいオブジェクトを作成して、ローカルで処理するためにコピーをJavaクライアント・プログラムに返すこともできます。ネットワーク・トラフィックが最小限に抑えられるため、JDBCと比較するとかなり高速であり、より簡単で自然なコード化が可能になります。RFIは、LANSAファンクションまたは3GLプログラムのいずれかで呼び出すことができます。

以下のトピックを確認してください。

RFIServiceクライアント・クラスの使用

クライアントでのRFIDataSourceの処理

RFI例

RFI Example Viewer