4.14 Apacheトレース(IBM i)
WRKSPLF SELECT (QTMHHTTP)コマンドを使用して、該当ユーザーが所有する現在のスプール・ファイルを表示します。
次の選択の管理がより簡単になるように、重要ではないスプール・ファイルを削除します。
-vvオプションを指定してHTTPサーバー・インスタンスを開始します。
STRTCPSVR SERVER (*HTTP) HTTPSVR (JSMAPACHE '-vv')
指定したトレース・オプションが受け入れられたことを確認するために、サーバー・ジョブ・ログで完了メッセージCPCA984を探します。
ジョブ534123/QTMHHTTP/JSMAPACHEのユーザー・トレース・オプションが変更されました。
これは、HTTPサーバー・インスタンスJSMAPACHEのマネージャー・ジョブです。
HTTPインスタンスでのエラーの発生原因となっているHTTPクライアント・プログラムを実行します。
HTTPサーバー・インスタンスを終了します。
ENDTCPSVR SERVER (*HTTP) HTTPSVR (JSMAPACHE)
WRKSPLF SELECT (QTMHHTTP)を再度使用して、作成したトレース・スプール・ファイルを表示します。
QZSRHTTPTR QTMHHTTP PRT01 QSRV534123 HLD 16
QZSRHTTPTR QTMHHTTP PRT01 QSRV534124 HLD 1
QZSRHTTPTR QTMHHTTP PRT01 QSRV534125 HLD 30
QZSRHTTPTR QTMHHTTP PRT01 QSRV534126 HLD 21
また、以下のコマンドを使用すればトレースをいつでも開始できます(インスタンスを停止して起動する必要はありません)。
TRCTCPAPP APP(*HTTP) HTTPSVR(JSMAPACHE) TRCLVL(*VERBOSE)
TRCTCPAPP APP(*HTTP) SET(*OFF)