INT013 - PDFDocumentServiceを使用してPDF出力を作成する
目的
- 社員の詳細とスキルが含まれるPDFドキュメントを生成するアプリケーションを作成する。
- PDFDocumentService の使い方を示す。
- XMLテンプレート・ドキュメントを定義することで、PDFドキュメントのレイアウトをどのように定義するかを理解する。
上記の目的を達成するには、以下のステップを完了してください。
コンセプト
- PDFDocumentService により、複雑でダイナミックなPDF出力が生成できます。
- PDFドキュメントの出力フォーマットは、XMLテンプレート・ドキュメントにより定義されます。このXMLテンプレートには、<content> </content>タグが含まれており、ページの様々な領域の内容を定義する際に利用します。この構造は柔軟に変更可能ですが、通常はヘッダー、詳細、リストやフッターなどのコンテンツ領域が含まれます。
- RDML/RDMLX プログラムでXMLテンプレートを使用してPDFドキュメントを作成し、XMLテンプレートによって定義されたコンテンツ領域に"コンテンツを追加"します。
- コンテンツは順番に関係なく追加することができます。
- ページ領域はグリッドとして定義されています。例えばA4横は、590 x 840 ポイントの領域を持つと定義されています。
- 左下の位置が 0,0 となります。
- 全てのページへの出力は、X1, Y1 軸の位置を持つように定義されます。これらの値は、この要素の左上の角を定義しています。Yは縦軸です。
- XMLテンプレートで定義できる全ての要素についての詳細は、PDFDocumentServiceの「XML 内容」 を参照してください。
- PDFDocumentService にはXML内容例と、それを利用してPDFドキュメントを出力するRDMLファンクション例 が含まれています。
始める前に
IBMサーバーでこの演習を実行する場合は以下を行ってください。
- 以下のフォルダが存在しない場合は、作成します。
/LANSA_d12pgmlib/jsm/instance/training
- 以下のファイルを . . /trainingフォルダにコピーします。
C:\Program Files\LANSA_D12\WebServer\Images\lanlogo.gif
C:\Program Files\LANSA_D12\X_WIN95\X_LANSA\x_dem\execute\ph0070.tif