8.2.1 ユーザー・エージェント・アーキテクチャの概要
ユーザー・エージェントは、Java UIアプリケーションの実行が可能なワークステーションまたはデバイス(Windows PCなど)にインストールされます。Visual LANSAと一緒に、またはスタンドアロンとしてインストールすることができます。個々のユーザー・エージェントのインストールについては、「その他の機能のインストール」を参照してください。
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アップロードの実行に使用されるすべての情報は構成ファイルに保管されます(「構成ファイルの作成方法」を参照してください)。構成ファイルは、通常、アプリケーション開発者がコード化するか、ユーザー・エージェントに付属しています。ユーザー・エージェントを開始して適切なサーバーに接続するときに、この構成ファイルまたは該当する構成ファイルを選択します(このステップは「ユーザー・エージェントの開始」)で説明するように自動化できます)。
アップロードするデータ・ファイルは、エンド・ユーザーが作成するのが一般的です(「ソース・ファイルについて」を参照してください)。例えば、エンド・ユーザーはデータをタイム・シートや経費報告書集計表に入力できます。このデータ・ファイルをサーバーにアップロードし、LANSA Integratorで呼び出されるファンクションを使用して適切なファイルを更新できます。
ユーザー・エージェントは、現在、HTTP、HTTPS、FTPプロトコルを使用したファイルのアップロードと、IBMのMQ-Series Client for Javaを使用したメッセージ送信をサポートしています。
エンド・ユーザーが行う必要があるのは、使用される構成ファイルと、アップロードされるファイルの選択のみです。