3.6.3 サービス・プログラム・トレース
サービス・プログラム・トレースを機能させるために、クライアント・コマンド・トレースを有効にする必要はありません。
クライアント・プログラムで呼び出されるサービス・プログラムのトレースを可能にするには、service.propertiesファイルにエントリーを追加します。
このエントリーの構造は以下のようになります。
trace.<サービス>=<値>
<サービス>はサービス名、<値>は、トレースが必要なクライアントのIPアドレスです。例えば、以下のようになります。
trace.FTPService=137.76.2.202
または、*ALLでサービスを使用するすべてのクライアントがトレースされます。例えば、以下のようになります。
trace.FTPService=*all
サービス・トレースが有効な場合、JSMTraceオブジェクトはJSMContainerオブジェクトから利用できます。
通常、このJSMTraceオブジェクトはnullです。トレース・オブジェクトがnullではない場合、関連するSERVICE.TXTトレース・ファイルにテキスト・メッセージを書き込むことができます。
注記:service.propertiesファイルの変更を有効にするには、JSMを停止して起動するか、Java Service Manager コンソールまたはIntegratorスタジオを使用してロードされたサービスを更新する必要があります。