5.16.3 XMLBindFileServiceのプロパティ
XMLBindFileServiceの操作に影響を与えるプロパティは、XMLBindFileService.propertiesファイルで指定します。関連するプロパティは以下の2つのカテゴリーに分類されます。
· service.xxxxx=形式のプロパティ。BINDサービス・コマンドで指定したサービス名と、XMLバインディングウィザードから生成されたクラスを関連付けます。これらのプロパティは、プロジェクトの構築時にXMLバインディングウィザードで生成されるため、通常、手動で入力する必要はありません。ただし、実稼働環境に配布する必要があります。詳細については、「XMLバインディングウィザード」を参照してください。
· 汎用プロパティ。サービスの操作に影響を与える省略値を提供します。これらのプロパティについては以下で説明します。
省略値のプロパティ・ファイルは、比較的注意を引くものではなく、大半はメッセージとともに受け入れられます。次に、省略値のXMLBindFileService.propertiesファイルに付属のキーワードについて説明します。
キーワード
validation.schema |
このキーワードは、XMLスキーマ検証を有効または無効にする場合に使用されます。 |
validation.parser |
このキーワードは、XML検証を有効または無効にする場合に使用されます。 |
systemid.file |
このキーワードは、挿入するDTDエンティティ・リゾルバーを指定する場合に使用されます。ここでは複数のDTDエンティティ・リゾルバーを指定できます。 |