8.6.3 ユーザー・エージェントのトラブルシューティング

LANSA Integrator

8.6.3 ユーザー・エージェントのトラブルシューティング


以下に、いくつかのユーザー・エージェント・エラーとそのエラーの最もよくある原因を示します。

·         送信アクションの失敗

·         接続の拒否またはタイムアウト

·         不明なホスト

·         クラスが見つからない

送信アクションの失敗

ファイルを送信しようとしたときにこのメッセージが表示された場合、サーバーからエラーがレポートされます。この場合、ユーザー・エージェントのウィンドウで[結果]タブをチェックして詳細情報を検索できます。

[結果]にテキスト[JSMDirect transaction did not complete]が含まれる場合、サーバー上のJSMDirectは適切なDC@W29またはdc_w29.txtエントリーを見つけることができないか、LANSAファンクションを実行できません。HTTPサーバー・ジョブ・ログ(IBM i の場合)またはjsmdirect.log (Windows、Linuxの場合)を確認してください。

[結果]がサーバー・エラー形式の場合、使用するHTTPサーバー構成またはURLを確認します。

接続の拒否またはタイムアウト

java.net.ConnectExceptionが表示された場合、ユーザー・エージェントはサーバーへのソケット接続を開くことができません。構成ファイル内のポート番号が正しいかどうかを確認し、 HTTPサーバーが実行していることを確認してください。ユーザーまたはエンド・ユーザーのどちらかに、この接続をブロックしているファイアウォールがある可能性もあります。

不明なホスト

java.net.UnknownHostExceptionが表示された場合、構成ファイル内のホスト名が正しくないか、DNS問題が原因でユーザー・エージェントを実行するクライアントがホスト名を解決できません。

クラスが見つからない

クラスが見つからないことを示すメッセージが表示された場合、または一部の機能のサポートがインストールされない場合、追加のJARファイルをユーザー・エージェントに含めなければならない場合があります。詳細については「インストールする必要があるもの」を参照してください。また、ユーザーが比較的古いバージョンのJavaを使用している可能性があります。ユーザー・エージェントは最低でもJREバージョン1.4が必要です。