ステップ1. XML iiiPRO05_request.xmlを作成する
このステップでは、部門名称の要求を取得するXMLを作成します。どのテキスト・エディタを使用してもXMLを作成できます。最初に、INT005で使用したXMLを編集します。
1. 開始するには、Integratorスタジオでiii Trainingプロジェクトを開いておきます。ソリューションを右クリックして、新しいソリューション・グループXML List Requestを作成します。
2. INT005で作成したXML Requestフォルダーを展開し、iiiPRO04_request.xmlをダブルクリックしてXMLエディタで開きます。
XMLは以下のように表示されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<DepartmentRequest>
<DepartmentCode>ADM</DepartmentCode>
</DepartmentRequest>
3. 部門のリストを参照するには、ルート・タグ<DepartmentRequest>とその終了タグ</DepartmentRequest>の名前を修正します。
XMLは以下のように表示されます。
<DepartmentListRequest>
<DepartmentCode>ADM</DepartmentCode>
<DepartmentListRequest>
4. 渡す予定の簡単なフィールドは、英数字のみの文字列になります。これは、サーバー・ファンクションによって反転されて返される文字列です。ルート・タグ内で、簡単なフィールドのタグを追加します。新しいタグにサンプル値を入れます。
XMLは以下のように表示されます。
<DepartmentListRequest>
<ReverseString>ABCDEFG</ReverseString>
<DepartmentCode>ADM</DepartmentCode>
</DepartmentListRequest>
5. 次に、部門コードはリストのため、複数回出現するようにXMLを変更する必要があります。部門コードのタグが実際のコードのタグの親タグになるようにします。
a. 開始タグ<DepartmentCode>と終了タグ</DepartmentCode>に囲まれたADMリテラルを削除し、終了タグ</DepartmentCode>が開始タグ<DepartmentCode>と並ぶように終了タグを次の行に移動します。
b. <DepartmentCode>タグの名前を変更し、<Department>とします(これは必須ではありませんが、実際の部門を含む子タグを追加する場合の用語の冗長性がなくなります)。
XMLは以下のように表示されます。
<DepartmentListRequest>
<ReverseString>ABCDEFG</ReverseString>
<Department>
</Department>
</DepartmentListRequest>
6. <Department>の子タグ(サンプル値はADM)を挿入します。子タグは<Code>になります。すべてのタグに終了タグが必要です。読み込みが簡単になるように、子タグをインデントしてください。
XMLは以下のように表示されます。
<DepartmentListRequest>
<ReverseString>ABCDEFG</ReverseString>
<Department>
<Code>ADM</Code>
</Department>
</DepartmentListRequest>
7. 最後に、部門コードが複数回出現するようにXMLを修正する必要があります。このタスクを行うにはいくつかの方法があります。1つは子タグ<Code></Code>を繰り返す方法です。
<Department>
<Code>ADM</Code>
<Code>FLT</Code>
</Department>
あるいは、この演習の場合、<Department></Department>タグを繰り返して別のブロックを作成する方法もあります。これにより、要求XMLと応答XMLの構造が同じになります。
XMLは以下のように表示されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<DepartmentListRequest>
<ReverseString>ABCDEFG</ReverseString>
<Department>
<Code>ADM</Code>
</Department>
<Department>
<Code>FLT</Code>
</Department>
</DepartmentListRequest>
<?xml version= . . . . . . .>行が最初の行になります。他の文字や行が先頭に来ることはありません。
8. [ファイル]メニューを使用して、[名前を付けて保存]オプションを選択し、ファイルをiiiPRO05_request.xmlとして指定します。XML List Requestフォルダーにこのファイルを保存します。