4.3.2 WindowsへのJSMAdminセットアップ
IISがターゲットPCにインストールされている場合、インストール/アップグレード時に、物理フォルダーJSMCGIが仮想フォルダーcgi-binにマップされるようにIISが自動的に構成されます。
IISがインストールされていない場合、手動でWebサーバーを構成する必要があります。
JSMAdmin.exeが、dc_w29.txtファイルやdc_w30.txtファイルを修正できるようにする必要があります。
「WindowsへのJSMDirectセットアップ」と同様に、JSMAdmin.exe CGIプログラムを実行するためのWindowsログオンを指定する必要があります。
適切な仮想ディレクトリでJSMAdmin.exe CGIプログラムのセットアップをWindowsへのJSMDirectセットアップと同じ手順で行ってください。
JSMAdmin.exeからログ・ファイルを取得する場合も特定のWindowsログオンが必要です。
詳細については、「ログ・ファイル(Windows)」を参照してください。
権限の変更
ステップ1 (cgi-bin仮想フォルダーを使用してユーザーを決定する)
1. インターネット・インフォメーション・サービスを開きます。
2. cgi-bin仮想フォルダー(または使用している仮想フォルダー)を見つけます。
3. cgi-bin仮想フォルダーを右クリックして[プロパティ]を選択します。
4. [ディレクトリ セキュリティ]タブを選択します。
5. [編集]をクリックします。
6. [匿名アクセス]グループでは、[ユーザー名:]フィールドがcgi-binフォルダーのジョブの実行に使用されるNTアカウントになります。
これが、JSMCGIフォルダーへの書き込み権限を持つ必要があるユーザーです。
この名前を覚えておいてください(次のステップで必要になります)。
7. このステップで開いたすべてのダイアログとプロパティ・ページを閉じます。
ステップ2 (このユーザーの権限を変更する)
1. エクスプローラーを開きます。
2. cgi-binフォルダーの親フォルダーに移動します。cgi-binフォルダーは、通常、C:\Program Files\LANSA\Integrator\JSMCGIになるため、C:\Program Files\LANSA\Integratorに移動します。
3. JSMCGIフォルダーを右クリックして[プロパティ]を選択します。
4. [セキュリティ]タブを選択します。
5. [追加]をクリックします。
6. ステップ1 (上記の6)のユーザーを選択します。通常はIUSR_<PC名>になります。
7. 追加したユーザーの書き込み権限が有効になっていることを確認します。
8. [OK]をクリックして新しい設定を保存します。