8.4.10 JMSディレクティブ

LANSA Integrator

8.4.10 JMSディレクティブ


データはJMSメッセージとして送信されます。

このオプションでは、メッセージ・ブローカーのベンダーに応じて、IBM MQ-Series Javaクライアント・ファイル、SonicMQファイル、ActiveMQファイルまたはTibcoMQファイルを使用できるようにする必要があります。

jms.user=*promptの場合、フィールドがブランクの認証ダイアログが表示されます。

jms.user=remoteuserの場合、ユーザー・フィールドにリモート・ユーザーが指定された認証ダイアログが表示されます。

jms.user=remoteuserとjms.password=passphraseの場合、認証ダイアログは表示されません。

キーワード

説明

jms.name

ユーザー・エージェントの[送信]メッセージ・ボックスに表示される記述名

jms.vendor

メッセージ・ベンダー。mqseries | sonicmq | activemq | tibcomq

jms.host

メッセージのサーバー名

jsm.port

サーバーのポート。省略値のポートはベンダーに依存します。
MQ-Seriesの場合は1414
TibcoMQの場合は7222
SonicMQの場合は2506
ActiveMQの場合は61616

jms.user

ログオン・ユーザーまたは*prompt

jms.password

ログイン・パスワード

jms.queue

待ち行列の名前

jms.channel

MQ-Series通信チャネルの名前
MQ-Seriesの場合のみ必要です。

jms.queue.manager

MQ-Series待ち行列マネージャーの名前
MQ-Seriesの場合のみ必要です。

jms.priority

メッセージの優先順位
省略値は4

jms.persistent

メッセージの永続性。*yesまたは*no
省略値は*yes

jms.expiry

メッセージの有効期限(ミリ秒単位)
省略値は無期限を表す*unlimited

jms.clientid

メッセージのクライアント識別子

jms.method

メッセージをGETするか、メッセージをPUTするかを指定。省略値はPUTです。
GET
PUT

jms.waittime

メッセージの待機時間を指定する際にGETメソッドで使用します。省略値は2000ミリ秒です。

MQ-Series IBM i の構成

以下のi5/OSコマンドでは、必要なMQ-Seriesオブジェクトを作成し、ポストされた内容を受け取ります。

GO CMDMQM

STRSBS QMQM/QMQM

CRTMQM MQMNAME(USERAGENT.QUEUE.MANAGER)

STRMQM MQMNAME(USERAGENT.QUEUE.MANAGER)

CRTMQMQ QNAME(USERAGENT.QUEUE) QTYPE(*LCL) MQMNAME(USERAGENT.QUEUE.MANAGER)

CRTMQMCHL CHLNAME(USERAGENT.CHANNEL) CHLTYPE(*SVRCN) MQMNAME(USERAGENT.QUEUE.MANAGER)

STRMQMCHL CHLNAME(USERAGENT.CHANNEL) MQMNAME(USERAGENT.QUEUE.MANAGER)

STRMQMLSR MQMNAME(USERAGENT.QUEUE.MANAGER)

以下のディレクティブでは、MQ-Seriesメッセージ待ち行列にファイル内容をPUTします。

#

# JMS Directives

#

jms.name=Message queue

jms.host=lansa01

jms.port=1414

# jms.user=user

# jms.password=password

jms.queue=USERAGENT.QUEUE

jms.channel=USERAGENT.CHANNEL

jms.queue.manager=USERAGENT.QUEUE.MANAGER