チュートリアル
LANSA Integratorチュートリアルとは
LANSA Integratorチュートリアルは、各種転送プロトコルを使用してLANSAでIntegratorアプリケーションを生成するために必要なスキルの紹介を目的とする演習問題です。
チュートリアルには以下のものがあります。
INT010B - SOAPサービス - エージェントの定義
INT012 - テンプレートとフォーマットでExcelドキュメントを作成する
INT013 - PDFDocumentServiceを使用してPDF出力を作成する
チュートリアルの対象者
これらのチュートリアルは、LANSA Integratorを使用してアプリケーションの生成方法を学習する初心者やLANSA経験のある開発者が使用できます。
チュートリアルを使用するには、RDMLおよびRDMLXを使用してLANSAプロセスとファンクションを作成できるようにする必要があります。RDML/Xの編集方法、LANSAリポジトリでのフィールドの作成方法を理解していることが前提になります。
チュートリアルの使用方法
チュートリアルは順序通りに修了することをお勧めします。前半のチュートリアルで作成されたプロセスやファンクションが後半のチュートリアルで再度利用されます。
複数の開発者がチュートリアルを使用できるように、すべてのLANSAオブジェクトにiiiで始まる名前を付けます。iiiには、名前のイニシャルなど、任意の3つの文字が使えます。例えば、名前がJohn David SmithであればJDSの文字を使用します。iiiFN01という名前のファンクションの作成を求められた場合、JDSFN01というファンクションを作成します。iiiは必ず固有の3つの文字で置き換えてください。
LANSA区画がチュートリアル用に適切にセットアップされているかどうかを確認するには、「チュートリアルのインストール」(以下)を参照してください。
使用区画
チュートリアル用にDEM区画の使用をお勧めします。DEMは、LANSA for IBM i およびVisual LANSAシステムと一緒に自動でインストールされます。DEM区画には人事システム デモンストレーション ファイルおよびチュートリアルで使用するのに必要なファイルがすべて含まれています。
DEM区画を使用しない場合は、人事システム・ファイルで使用する別の区画をセットアップすることが可能です。
使用する区画はRDMLX対応でなければなりません。
チュートリアルのインストール
LANSA Integratorチュートリアルを使用するには、SET資料をインストールする必要があります。SETのインストールの詳細については、『SET Guide』を参照してください。
スタジオとユーザー・エージェントもインストールする必要があります。詳細については、「タスク:その他の機能のインストール 」または「LANSA on Windowsのアップグレード」を参照してください。
の一部のチュートリアルは、インストールしたHTTPサーバーを必要とするJSMDIRECTで実行されます。詳細については、「JSMDIRECT」を参照してください。
INT002 (および以下のチュートリアル)では、LANSAテンプレートJSMXSKELおよびBBJSMXCMDを使用します。これらのテンプレートはLANSAに付属していないため、作成する必要があります。作成手順と必要なコードは、「RDMLXテンプレートの作成」で提供されています。
トレーニングを使用できる開発者数
同時にトレーニングを使用する開発者数に制限はありません。ただし、各開発者が固有のIDで作業することが重要になります。
チュートリアルでは、各開発者は、開発者のイニシャルに基づいて作成できるオブジェクトの接頭辞iiiを使用します。また、この接頭辞はシステム担当者によって割り当てられる場合があります。
演習問題の構成
· 最初の方のステップでは、実行する作業について厳密に説明していますが、ステップが進んでいくと、指示の内容がそれほど詳細ではなくなります。
· 演習の各ステップが終了したら、印を付けてください。
· 異なるファイルやプロセスの名前を入力する際は特に注意してください。
· 要求された作業のみを完了します。
フィードバック
· LANSAの資料とチュートリアルの全体的な品質を改善していくために、このチュートリアルに関するご意見をお寄せいただければ幸いです。ご意見・ご感想は[email protected]宛に電子メールにてお送りください。