8.1 ユーザー・エージェントの概要

LANSA Integrator

8.1 ユーザー・エージェントの概要


ユーザー・エージェントは、LANSA Integratorアプリケーションにファイルをアップロードするエンド・ユーザー(クライアント)アプリケーションです。HTTP、HTTPS、FTP経由で(またはMQ-Seriesメッセージとして)ファイルを送信できます。ユーザー・エージェントを使用すると、日常業務の締めなどのタスクを繰り返し行う場合にワークステーションからホストへ簡単にアップロードできます。

ユーザー・エージェントでは、Windows、Linuxクライアント(将来的にはPalmおよびPocket PCクライアント)でExcel集計表、テキスト・ファイル(コンマ使用、またはタブ区切り形式)、またはXMLファイルのデータを入力したり、検証したファイルをリモート・ホストに送信したりすることができます。例えば、購入取引相手は集計表に注文情報を入力し、そのファイルをリモート取引用ハブに送信できます。リモート取引用ハブは、単一のLANSA Integratorプログラムを使用して形式に関係なくファイルを処理し、処理したメッセージをユーザー・エージェントに返すことができます。

ユーザー・エージェントは、構成ファイルで必要なアップロード・パラメータを定義する開発者によってセットアップされます。エンド・ユーザーは、送信するファイルを選択するだけです。ユーザー・エージェントは、構成パラメータに基づいてアップロードを自動で行います。

ユーザー・エージェントの使用方法については、以下のトピックを確認してください。

·         ユーザー・エージェントの開始

·         構成ファイルの作成方法

·         独自のヘルプ・ファイルの作成

·         独自のユーザー・エージェント・アプリケーションの作成