3.9 リソース・プロパティ - スタジオ・セクション
スタジオ・クライアント・アプリケーションでは、リソース・プロパティ・ファイルのセクションを編集できます。
スタジオが新しいプロジェクトを作成すると、現在の日時で一意のプロジェクトIDが生成されます。
スタジオ・アプリケーションがプロジェクト・エントリーをインスタンス・サーバーに発行すると、リソース・プロパティ・ファイルは、現在のstudio-projectセクション(id属性で特定)を置き換え、新しいデータを挿入します。studio-projectセクションが見つからない場合、新しいセクションがファイルの最後に追加されます。
id="20000000-000000"のstudio-projectセクションはLANSAで予約されています。
studio-projectセクションは、テキスト・エディタを使用して手動で作成できます。以下の例は、いくつかのオーバーライド・プロパティのエントリーを保持するid="20030101-000000"を含む手動によるエントリーを示しています。
すべてのプロパティ・ファイルのエントリーは、studio-projectセクション内にあります。アップグレード・プロセスでは、セクションの外部にあるエントリーは、studio-project id="00000000-000000" name="unassigned"セクションに配置されます。これらは別のセクションに割り当てられるか、削除されます。
以下の例は、付属のmanager.propertiesファイルの下部にセクションが追加された場合を示しています。最後のtcp.port=4562が使用されます。また、マネージャー・トレースとクライアント・トレースも有効になっています。LANSA Integratorがアップグレードされると、アップグレード・プロセスによりstudio-project id="20000000-000000"は新しいセクションで置き換えられますが、プロパティ・ファイルの他のセクションは変わりません。セクションの置き換えは、古いセクションの現在の場所で行われるため、セクションの順序は維持されます。
LANSA Studioセクション内のエントリーを変更せず、ファイルの最後に独自のセクションを追加する方法が最適です。これらのエントリーは、アップグレード時にそのまま残ります。
#!<studio-project id="20000000-000000" name="lansa">
#
# Java Service Managerの構成
#
tcp.port=4560
tcp.backlog=20
tcp.interface=*all
#
# console.tcp.port=4561
# console.tcp.backlog=5
# console.tcp.interface=*all
#
# trace.manager=*yes
# trace.transport.address=*all
# trace.transport.error.address=*all
# trace.service.address=*all
# trace.service.error.address=*all
#
#!</studio-project>
#
#!<studio-project id="20030101-000000" name="user-override">
#
tcp.port=4562
tcp.backlog=20
tcp.interface=*all
#
console.tcp.port=4563
console.tcp.backlog=5
console.tcp.interface=*all
#
trace.manager=*yes
trace.service.address=*all
#
#!</studio-project>