7.1 スタジオの開始
スタジオの起動
Integratorスタジオにアクセスするには、デスクトップの[LANSA]フォルダー内の[Integratorスタジオ]プログラム・アイコンをクリックします。このアイコンはスタジオ ソフトウェアと一緒にインストールされています。スタジオのメイン・ウィンドウが開きます。
スタジオプログラムのショートカット
プログラムのショートカットはLANSALauncher.exeプログラムを利用しており、これがjavaw.exeを使ってIntegrator Studioアプリケーションを実行します。コマンド行for LANSALauncher.exeはIntegratorスタジオのショートカットが使われることを意味しますので、修正はしないようにしてください。javaw.exeの実際のコマンド行の引数は、LANSALauncher.exeプログラムと同じフォルダ内のLANSALauncher.cfgファイルにあります。
このLANSALauncher.cfg ファイルはテキストエディタを使って編集することができます。[id:Studio] の下のargエントリーを修正して、Java環境を変更することができます。新しいバージョンのJavaをインストールする場合、[app:javaw.exe]の下のfullpathエントリーを修正する必要があります。JVMのメモリー要件を増やす必要がある場合は、-Xmsパラメータと-Xmxパラメータをargエントリーに追加してください。
-Xms256m -Xmx256m -Djava.ext.dirs=";.\lib\ext" -Djava.endorsed.dirs=".\lib\endorsed" com.lansa.jsf.studio.JSFStudio
共有のスタジオ・プロジェクト
共有プロジェクトへのユーザー アクセスを許可するには、共有ディレクトリをスタジオ プログラムの引数として指定します。LANSALauncher.cfgファイルの既存の[id:Studio]セクションを変更し、共有ディレクトリをargエントリーの最後に追加する、もしくは既存のスタジオ・ショートカットをコピーし、idをStudio2に変更して、既存の[id:Studio]エントリーをコピーして貼り付け、新しいセクション名を[id:Studio2]に変更して、プログラムの最後の[id:Studio2] の下のarg エントリーに共有ディレクトリを追加します。
com.lansa.jsf.studio.JSFStudio "s:\studio"
ワークスペース・サブディレクトリとスタジオの.xmlファイルが指定したディレクトリに作成されます。
ドラッグ・アンド・ドロップ操作のためのtempサブディレクトリが、ローカル・ドライブのプログラムの現在またはスタートのディレクトリに作成されます。
省略値で、スタジオは現在のディレクトリまたはスタートのディレクトリを作業ディレクトリとして使用します。
準備
Integratorスタジオの使用を開始する前に、以下を確認してください。
· JSMサーバーとHTTPサーバーへのTCP/IP接続がありますか。
· JSMインスタンスにアクセスする場合、JSMサーバーが起動していますか。JSMサーバーと通信するには、JSMが起動していなければなりません。インスタンスのmanager.propertiesファイルにはstudio.client.addressと、場合によってはstudio.authenticationのエントリーを含める必要があります(「Java Service Managerコンソール」を参照)。
· インストールしたスタジオとJSMのバージョンが同じであることを確認しましたか。特に、jsmide.jarファイルが同じであることを確認してください。省略値で、jsmide.jarはユーザーのPCワークステーションの...\integrator\lib\extディレクトリとJSMサーバーの...\instance\jarディレクトリに置かれています。