ステップ1. 新しいエージェント・ソリューションを作成する

LANSA Integrator

ステップ1. 新しいエージェント・ソリューションを作成する


このステップでは、LANSA Integratorスタジオを使用して、「INT010A - SOAPサービス - サーバーの定義」用に作成されたプロジェクトに新しいソリューションを作成します。新しいソリューションには、SOAPエージェントの詳細が入ります。

1.   iii SOAPサーバープロジェクトをスタジオで開いた状態にします。

2.   ソリューションを選択し、コンテキスト・メニューで[ソリューションの新規作成]を選択して[ソリューションの新規作成]ダイアログ・ボックスを開きます。

3.   [ソリューションの新規作成]ダイアログ・ボックスで以下の操作を行います。

a.   [ツール]ドロップダウン・リストで[SOAPエージェント ウィザード]を選択します。

b.   このソリューションを含めるグループの名前(この場合はEmployeeAgent)を入力します。ドロップダウン・リストで既存のグループを選択できます。

   [ソリューション ファイル]にソリューションの名前(この場合はiiiEmployeeAgent)を入力します。この名前は、プロジェクト・ファイルに使用されます。また、ソリューションをサポートするために生成されるオブジェクトの一部の接頭辞としてSOAPウィザードでも使用されます。

6.   新しいソリューション・グループを作成することを確認します。

      LANSA Integratorには、[SOAPエージェント プロジェクトの新規作成]ダイアログ・ボックスが表示されます。

WSDLソースSOAPエージェント・プロジェクトでは、基本的な前提条件として、使用するWebサービスを記述するWSDLファイルが必要です。
WSDLはWeb Services Description Languageの略で、Webサービスの記述に使用される共通言語です。
ファイル(ファイルの場所)は、Webサービスを公開する組織によって提供されます。この場合、WSDLファイルは、「INT010A - SOAPサーバー - サーバーの定義」で作成されています。

7.   WSDLソース・ファイルを探します。

a.   [SOAPエージェント プロジェクトの新規作成]ダイアログ・ボックスの[参照]ボタンを押します。

      [WSDLの選択]ダイアログが開きます。

b.   WSDLファイルのパスと名前が分かっている場合はここに入力します。 不明の場合は、[参照]ボタンを押して検索します。

      WSDLファイルは、ソリューション/EmployeeServerフォルダーにあります。

c.   WSDLファイルを選択し、[開く]ボタンを押します。[WSDLの選択]ダイアログ・ボックスに戻ります。

   [OK]を押します。

      [SOAPエージェント プロジェクトの新規作成]ダイアログに戻ります。このダイアログにはWSDLソース・ファイルのパスとファイル名が表示されます。

8.   [OK]を押してLANSA Integrator SOAPウィザードに戻ります。

      LANSA Integratorにより、SOAPウィザード・ダイアログのフィールドには省略値が入力されています。

9.   パッケージ名を変更します。

      パッケージ名は、ソリューションのJava実装ファイルを生成するときにSOAPウィザードで使用する名前です。そのため、この名前は企業に固有にする必要があります。この演習では、com.iiicompany.service.soapを使用します。

10. 変更内容を保存します。