4.2 JSMProxy
JSMProxyは、JSMDirectのHTTPリバース・プロキシー拡張です。
JSMProxy cgi-binプログラムは、フロントエンドHTTP Webサーバーに常駐し、HTTPクライアント・ブラウザーとバックエンドJSMDirect cgi-binプログラム間でデータを転送します。
JSMProxyの使用は、単一のエントリー・ポイントを定義でき、数多くの異なるリモート・サーバーにリダイレクトできるため、非常に役立ちます。
JSMProxyのバージョン番号を表示するには、引数を指定せずにプログラムを呼び出します。HTMLのバージョン情報を示すページが返されます。
http://mycompany/cgi-bin/jsmproxy
http://mycompany/cgi-bin/jsmproxy.exe
JSMProxyを使用する場合、LANSAファンクションを以下のように呼び出すことができます。
http://mycompany/cgi-bin/jsmproxy?appname
http://mycompany/cgi-bin/jsmproxy.exe?appname
例えば、ORDERENTRYアプリケーションを実行するとします。
http://mycompany/cgi-bin/jsmproxy?orderentry
http://mycompany/cgi-bin/jsmproxy.exe?orderentry
JSMProxyプログラムは、
に基づいて実行されるLANSAファンクションを探します。JSMProxyには、インストールされたHTTPサーバーが必要です。
JSMProxyでは、LANSA for the Webソフトウェアは必要ありません。または使用されません。
各HTTPプロトコル・ヘッダーの値が4096バイトを超えないようにチェックが行われます。
プロキシー・プログラムで転送されるHTTPプロトコル・ヘッダーのエントリーを以下に示します。
· Accept
· Referer
· Cookie
· User-Agent
· SoapAction
· Content-Type
· Content-Length
· AS2-To
· AS2-From
· AS2-Version
· From
· Date
· Subject
· Message-Id
· Disposition-Notification-To
· Disposition-Notification-Options
· Receipt-Delivery-Option