8.4.7 HTTPディレクティブ
データは、HTTPプロトコルを使用してホストに送信されます。
HTTPサーバーはホスト側で実行していなければなりません。
基本、ダイジェスト、及びNTLM認証はユーザー・エージェントに組み込まれています。
現在のところ、中間 プロキシー・サーバーでは基本認証のみがサポートされています。
ユーザーとパスワードがブランクの場合、認証はありません。ただし、HTTPサーバーが401応答を返した場合、ユーザーとパスワードの入力を求める認証ダイアログが表示され、もう一度送信が行われます(行われるのは一度のみ)。
user=*promptの場合、フィールドがブランクの認証ダイアログが表示されます。
user=remoteuserの場合、ユーザー・フィールドにリモート・ユーザーが指定された認証ダイアログが表示されます。
user=remoteuserおよびpassword=passphraseの場合、認証ダイアログは表示されません。
ホストURLがHTTPSプロトコルを使用している状態でプロキシーURLを指定した場合、Proxy SSL Tunnelingが使用されます。
キーワード |
説明 |
---|---|
name |
ユーザー・エージェントの[送信]メッセージ・ボックスに表示される記述名 |
host |
HTTPサーバーのURL |
host.trusted |
信頼ストアにピア証明書が含まれない場合は、SSL接続に必要です。値が*yesの場合、サーバー証明書が信頼されます。 |
user |
認証ユーザーまたは*prompt |
password |
認証パスワード |
proxy |
HTTPプロキシー・サーバーのURL |
proxy.user |
プロキシーの基本認証ユーザー |
proxy.password |
プロキシーの基本認証パスワード |
locale |
HTTPプロトコルのプロパティX-USER-AGENT-LOCALEの値を設定します。このエントリーがない場合、省略値のロケールが使用されます。 |
xxx.uri |
POSTスタイル・メソッドのファイル拡張子ベースのホストURIコンポーネントを定義します。 |
method |
HTTPプロトコル・メソッド。省略値はPOST |
uri |
GETスタイル・メソッドのホストURIコンポーネントと、POSTスタイル・メソッドの省略値のURIを定義します。 |
authentication.preemptive |
ハンドシェイク認証の効率を上げるために、ユーザー・エージェントに特定の認証方法を指定することができます。 注: ダイジェストとNTLMはチャレンジ・ハンドシェイクを使用するので、プリエンプティブ認証として選択された場合は、初期ハンドシェイク中にコンテンツが送信されないため、サーバーからの認証が必須になります。 |