8.2.6 ソース・ファイルについて
ユーザー・エージェントは、構成ファイルで特定されるサーバーに、選択したソース・ファイルをアップロードします(構成ファイルは、通常、アプリケーション開発者がコード化するか、ユーザー・エージェントに付属しています。適切なサーバーに接続するには、エンド・ユーザーは適切な構成ファイルを選択するだけです。「構成ファイルの作成方法」を参照してください)。
ソース・ファイルは、表計算ソフトまたはテキスト・ファイル、あるいはXMLファイルにもなります。ソース・ファイルの有効な形式は、構成ファイルで定義されます。ユーザーは、構成ファイルと互換性のあるソース・ファイルと、使用されるサーバー・アプリケーションを選択する必要があります。
ソース・ファイルの構造は重要なため、把握しておく必要があります。データ・ファイルと同様に、ファイル構造はアプリケーションに固有です。例えば、注文の詳細が含まれるExcel集計表を送信する場合、集計表内の列の順序が重要になります。列は行番号、パーツ番号、説明、価格、数量になります。ユーザーは、送信する集計表の各列に適切なデータを入力します。また、列見出しがデータとともに送られる場合と送られない場合があります。
ユーザーの責任で、アプリケーションに対してソース・ファイルを適切に構成してください。通常は、ソース・ファイルのサンプルが提供されます。ユーザーは、サンプル・ファイルにデータを入力するか、サンプル・ファイルをコピーするだけで済みます。