まとめ
重要な考察事項
· 一部のJSMコマンドは、作業リストの情報を渡します。JSMXコマンドが作業リストを渡す場合は必ず、JSMX_COMMANDの3番目のパラメータとして作業リストの名前を指定する必要があります。JSMX_COMMANDを使用する場合、リストにマッピングされるフィールドは作業リスト自体で定義されます。RDMLプログラミングでは、JSM_COMMANDを使用する場合、マッピングされるリスト・フィールドを定義するにはSERVICE_LISTキーワードが必要です。
· KEYWRDというサブルーチンの使用方法を理解することが重要です。サブルーチンは、コマンド、キーワード、値の3つのパラメータを受け入れます。
以下の例で考えてみましょう。
#S_218HOST := '10.10.10.10'
#JSMXCMD := CONNECT
EXECUTE SUBROUTINE(KEYWRD) WITH_PARMS(#JSMXCMD HOST #S_218HOST)
· 値JSMXCMDはW_CMDXにマッピングされます。
· 値HOSTはW_KEYWRDにマッピングされます。
· 値S_218HOSTはW_KEYVALにマッピングされます。
· KEYWRDサブルーチンでは、JSMXCMDはキーワードで連結されます。
#W_CMDX += ' ' + #W_KEYWRD + '(' + #W_KEYVAL + ')'
· 値JSMXCMDは'CONNECT HOST(10.10.10.10)'になります。
ヒントとテクニック
· KEYWRDサブルーチンにより、JSMコマンドが効率的に作成されます。次の演習問題でさらに複雑なJSMコマンドを作成すれば、KEYWRDサブルーチンを使用するメリットをさらに理解できます。
これまでの学習内容
· FTPサービスを使用して、ファイル・リストを取得するFTPフォルダーにアクセスする方法
· JSMコマンドを使用してサービスと対話する方法
· テンプレートBBJSMXCMDを使用してJSMサービスのコマンドを作成する方法