GETBYNAME
GETBYNAMEコマンドは、現在のaXesターミナル画面のフィールド値を、フィールド名(オプションとしてサブ・フィールドのインデックス)を参照することで取得します。
注: RTNVALUEキーワードで指定されたクライアント・プログラムの変数に戻り値を受け取るためには、通常コマンド文字列にSERVICE_EXCHANGE(*FIELD)が指定されていなければなりません。 詳細は「aXesTerminalServiceの使用」 を参照してください。
必須
GETBYNAME ------- NAME ------------ 画面フィールド名 ---------->
>-- RTNVALUE -------- フィールド名 ----------------->
任意
>-- INDEX ------------ 0 -------------------------|
値
キーワード
NAME |
必須。 値を取り出すフィールドの名前を指定します。 この名前には、ユーザー定義名(CONNECTコマンドでaXesプロジェクト名が指定された場合)またはaXesのフィールド識別子のいずれかを指定できます。 |
INDEX |
このフィールド名がサブファイルに含まている場合、このキーワードには取得する値のフィルードの現在の画面上のインスタンスのインデックスを指定します。 サブファイルのスクロール位置にかかわらず、現画面の最初のインスタンスはインデックス1になります。 ユーザーのプログラムがサブファイルのフィールドを処理しないといけない場合は、1画面ごとに処理をしてSENDコマンドを利用してROLL_UP/ROLL_DOWNを送信します。(これは5250ターミナルのユーザーが行わなければならない動作と同じです) |
RTNVALUE |
指定の画面フィールドの値を受け取るJSMとクライアント・プログラムとの間で交換されたフィールド名を指定します。 |
例
RDMLの例
DEFINE FIELD(#MYCUSNUM) REFFLD(#STD_TEXT)
CHANGE FIELD(#JSMCMD) TO('GETBYNAME NAME(FLD001) RTNVALUE(MYCUSNUM) SERVICE_EXCHANGE(*FIELD)'
USE BUILTIN(JSM_COMMAND) WITH_ARGS(#JSMCMD) TO_GET(#JSMSTS #JSMMSG)
RDMLXの例
define field(#mycusnum) reffld(#std_text)
#jsmcommand := 'GETBYNAME NAME(FLD001) RTNVALUE(MYCUSNUM) SERVICE_EXCHANGE(*FIELD)'
use builtin(jsmx_command) with_args(#jsmhandle #jsmcommand) to_get(#jsmstatus #jsmmessage)