変換マップを実行するときに、JDBCを使用して、ネットワーク上のMicrosoft SQL Serverデータベースとの接続を確立します。この接続は、変換マップが実行されるサーバー・コンピュータから開始します。
JDBC接続は、変換マップにパラメータとして提供されるデータベース構成に従って準備されます。使用する特定のデータベース接続を確立するために、必要な正しい詳細を含むデータベース構成を定義する必要があります。
データベース構成の例
以下のサンプルの値は、MicrosoftのJDBCドライバーを使用して、ネットワーク上のMicrosoft SQL Serverデータベースに接続するためのものです。
[データベース ドライバー クラス] |
以下に示すのは、Microsoft SQL Server JDBCドライバーでよく使用されるクラス名です。 Microsoft SQL Server 2000の場合: Microsoft SQL Server 2005の場合: |
[データベース 接続文字列] |
以下に示すJDBC接続文字列のサンプルは、TEST0101というサーバーで実行されるTUTORIALというMicrosoft SQL Serverデータベースに接続するためのものです。 jdbc:sqlserver://TEST0101:1433;databasename=TUTORIAL |
その他の考慮事項
· データベース構成で、データベース・トランザクションを実行する権限を持つWindowsまたはSQL Serverユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
必要に応じて、以下の場所からMicrosoft SQL Server 2005 JDBC Driver 1.1をダウンロードできます。ドライバーのバージョンが、WindowsシステムおよびMicrosoft SQL Serverデータベースに適切であることを確認してください。他のバージョンのJDBCドライバーもダウンロードできます。
ダウンロードの詳細: SQL Server 2005 JDBC Driver 1.1
Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driver 1.1はsqljdbc.jarファイルで実装されます。場合によっては、LANSA Composerの変換マップでドライバーを使用するために、このファイルをJSMインスタンスの/jarディレクトリにコピーして、Java Service Managerを再起動する必要があります。
統合Windows認証を使用してMicrosoft SQL Serverデータベースに接続する場合は、さらに、適切なバージョンの ファイルを/Windows/System32ディレクトリにコピーする必要があります。32ビットおよび64ビットWindows環境用のこのファイルのバージョンは、Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driverとともに提供されインストールされます。詳細については、ドライバーのドキュメントを参照してください。
Microsoft SQL Serverで使用可能なJDBCドライバーの詳細およびJDBC接続文字列で指定できるキーワードと値の詳細については、該当するMicrosoftの資料を参照してください。以下にいくつかの参考資料を示します。一部の資料には、特定のバージョンのMicrosoft SQL Serverと関連ソフトウェアについての記述が含まれています。使用するソフトウェア・バージョンに該当する箇所を参照してください。
Microsoft SQL Server 2005: Java Database Connectivity
Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driver
SQL Server 2005 JDBC Driver Documentation
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