8.4 イベントの保守

LANSA Composer

8.4 イベントの保守


LANSA Composerには、アクティビティまたは処理シーケンスの実行中に発生したイベントを電子メールまたはSMSで通知するオプションがあります。これらのイベントは、[管理と保守]の[イベントの保守]で設定して保守することができます。

イベントを設定したら、アクティビティまたは処理シーケンスの実行中にエラーが発生した時に呼び出すことができます。処理シーケンス・コントローラが適切なイベントを通知し、電子メールまたはSMSメッセージが送信されます。

Composerにはさまざまなイベントが用意されています。これらのイベントで、用意されたアクティビティ実行の失敗を処理します。例えば、FTPINFAILEDイベントで、用意されたFTP_INBOUNDアクティビティの実行中にFTPの問題が発生した場合の処理を定義します。イベントがアクティブで、電子メールまたはSMSを送信するように設定されている場合は、メールまたはSMSメッセージが生成され、アドレス、件名、本文など、イベント定義で指定された詳細を使用して送信されます。

また、自身のイベントを定義し、それを処理シーケンスと関連付けてその処理シーケンス内のあらゆるエラーの通知を生成することも可能です。 

用意されたNOTIFYEVENTアクティビティを使用して、明示的にイベントを起動することもできます。このアクティビティを使用して、LANSA Composerで提供されているイベントだけでなく、ユーザーが定義したイベントも含む任意のイベントを起動できます。

電子メール通知ではLANSA IntegratorのSMTP電子メール機能が使用されます。電子メール・イベントを使用するには、LANSA Integratorが実行され、システム設定でSMTP構成IDが省略値に設定されている必要があります。

SMS通知ではLANSA IntegratorのSMS機能が使用されます。SMSイベントを使用するには、LANSA Integratorが実行され、SMTPメールサーバーとSMSプロバイダが使用できる必要があります。使用しているSMSプロバイダの電子メール形式が、用意されたSMSイベント・プロセッサのものと異なるときは、場合によっては、それに対応するようにSMSイベント・プロセッサを変更する必要があります。