LANSA Composerチュートリアル
LANSA Composerチュートリアルは、LANSA Composerアプリケーションの基本的な要素を学ぶためのものです。
以下のセクションで重要なトピックを取り扱っています。
チュートリアルに必要なLANSA Composerサーバー・オブジェクト
最初の6つのチュートリアルではComposer処理シーケンスを作成します。これは各取引先に対して、以下のステップを実行します。
· 取引先にリンクされた"Inbound Tutorial"ディレクトリにあるxmlファイルを見つける
· 各xmlファイルを読み取り、読み取ったデータでデータベース・テーブルを更新する
· 取引先に確認の電子メールを送信する
チュートリアルには以下のものがあります。
LIC001 - Composerクライアントの導入および環境の検証
LIC009 - 電子メールの添付経由の複数のリクエストを処理する
チュートリアルは順序通りに修了することをお勧めします。前のチュートリアルで作成したオブジェクトを、後続のチュートリアルで再利用して拡張します。
チュートリアルを以前に利用した場合は、「チュートリアル・データのリセット」の説明に従って、チュートリアル・データをリセットする必要があります。
チュートリアルの一部は、使用しているサーバーによって異なります。これらの演習で取り上げる例は、IBM i サーバーのものです。Windowsサーバーを使用している場合は、Windowsサーバーの適切な値を使用する必要があります。サーバーによって異なる部分を以下に示します。
· データベース接続用にAltova MapForceでODB接続を設定。
· データベース接続IDの設定。これによって、サーバーのJDBC接続を定義します。
· 変換時に使用するデータベース・テーブルの確保はコミットメント制御で行われます。
チュートリアルに必要なLANSA Composerサーバー・オブジェクト
チュートリアルに必要なオブジェクトは、LANSA Composerサーバー・ソフトウェアとともにインストールされます。
チュートリアル・オブジェクトが破損したり削除された場合は、以下の場所でオブジェクトを見つけることができます。
· IBM i サーバーの場合は、区画のデータ・ライブラリ(LICLICLIBなど)にあるDXMASTIFS保管ファイル内
· Windowsサーバーの場合は、区画の実行ディレクトリ(C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\X_LIC\Executeなど)のtutorial.zipファイル内
以下に必要なチュートリアル・オブジェクトのリストを示します。
· データベース・テーブル:
TUTORDH
TUTORDL
IBM i
サーバーの場合は、データベース・テーブルが用意されており、区画のデータ・ライブラリ(LICLICLIBなど)に*FILEオブジェクトとしてインストールされます。
Windowsサーバーの場合は、データベース・テーブルが用意されており、区画の実行ディレクトリ(C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\X_LIC\Executeなど)のMicrosoft
Accessデータベース(TUTORIAL.mdb)にインストールされます。
· サーバー上のディレクトリにインストールされるフラット・ファイル:
TUTorder.dtd
TUTorder.xml
Ack.txt
TUT_01_SKEL.txt
TUTORIAL.mdb (Windowsサーバーのみ)
· アクティビティ:
TUT_01_AT
TUT_02_AT
· 処理シーケンス:
TUT_01_P1
TUT_01_P2
FSTUTSEQ (完成した処理シーケンスの例)
· システム設定:
[Tutorial
Files]システム設定を、フラット・ファイルをインストールした場所のディレクトリに設定します。
· LANSAシステム変数:
*AUTOALP10BATCHNO
以前にチュートリアルを利用した場合は、以下の手順で前の結果を消去することをお勧めします。
· TUTORDHおよびTUTORDLテーブルのデータを削除します。これらのテーブルはサーバー上に置かれます。
· IBM i サーバーを使用している場合は、これらがComposerをインストールしたLANSA区画に対して使用したライブラリ(LICLICLIBなど)に置かれます。
· Windowsサーバーを使用している場合は、これらが区画の実行ディレクトリ(C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\X_LIC\Executeなど)のMicrosoft Accessデータベース(TUTORIAL.mdb)に置かれます。
チュートリアル・ディレクトリのフラット・ファイルから以下を削除します。
iii_TUT_01_P1.txt
iii_TUT_01_P2.txt
注: これらのファイルがいくつか存在する可能性があります。iiiは、以前にチュートリアルを使用した人が入力したイニシャルです。
· TUT_01_SKEL.txtは絶対に削除しないでください。
演習7、8、9では、LANSA人事デモンストレーション・システムもインストールされている必要があります。
これらのチュートリアルを完了するには、以下を完了している必要があります。
· サーバーにComposerをインストールして構成する
· Microsoft Windows PCにComposerクライアントをインストールして構成する
· Composerで使用する有効なサーバー・ユーザーIDとパスワードを取得する
· 基本的LANSA Integratorをサーバーにインストールして構成する
· Altova MapForceをインストールする、有効なMapForceライセンスを所有している
· LANSA人事デモンストレーション・システムをインストールする
MapForceに用意されているチュートリアルを終了して、マッピング環境について理解することをお勧めします。
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注意:日本語環境ではIBM i サーバーで作成されたファイルの内容がWindowsのクライアントで正しく表示されない場合があります。この場合は、ファイルの内容をIBM i 側で確認するようにしてください。