LANSA Composerチュートリアル

LANSA Composer

LANSA Composerチュートリアル


LANSA Composerチュートリアルは、LANSA Composerアプリケーションの基本的な要素を学ぶためのものです。

以下のセクションで重要なトピックを取り扱っています。

チュートリアルの使用方法

チュートリアルに必要なLANSA Composerサーバー・オブジェクト

チュートリアル・データのリセット

始める前に

最初の6つのチュートリアルではComposer処理シーケンスを作成します。これは各取引先に対して、以下のステップを実行します。

·         取引先にリンクされた"Inbound Tutorial"ディレクトリにあるxmlファイルを見つける

·         各xmlファイルを読み取り、読み取ったデータでデータベース・テーブルを更新する

·         取引先に確認の電子メールを送信する

チュートリアルには以下のものがあります。

LIC001 - Composerクライアントの導入および環境の検証

LIC002 - 処理シーケンスの作成

LIC003 - 変換マップの作成

LIC004 - 処理シーケンスへの変換の追加

LIC005 - 取引先の設定

LIC006 - 処理シーケンスへの確認の電子メールの追加

LIC007 - データベースをCSVファイルに展開

LIC008 - 電子メール経由の処理

LIC009 - 電子メールの添付経由の複数のリクエストを処理する

LIC010 - 処理シーケンスの呼び出し(オプション)

LIC011 - 電子メール通知サービス

チュートリアルの使用方法

チュートリアルは順序通りに修了することをお勧めします。前のチュートリアルで作成したオブジェクトを、後続のチュートリアルで再利用して拡張します。

チュートリアルを以前に利用した場合は、「チュートリアル・データのリセット」の説明に従って、チュートリアル・データをリセットする必要があります。

チュートリアルの一部は、使用しているサーバーによって異なります。これらの演習で取り上げる例は、IBM i サーバーのものです。Windowsサーバーを使用している場合は、Windowsサーバーの適切な値を使用する必要があります。サーバーによって異なる部分を以下に示します。

·         データベース接続用にAltova MapForceでODB接続を設定。

·         データベース接続IDの設定。これによって、サーバーのJDBC接続を定義します。

·         変換時に使用するデータベース・テーブルの確保はコミットメント制御で行われます。

チュートリアルに必要なLANSA Composerサーバー・オブジェクト

チュートリアルに必要なオブジェクトは、LANSA Composerサーバー・ソフトウェアとともにインストールされます。

チュートリアル・オブジェクトが破損したり削除された場合は、以下の場所でオブジェクトを見つけることができます。

·         IBM i サーバーの場合は、区画のデータ・ライブラリ(LICLICLIBなど)にあるDXMASTIFS保管ファイル内

·         Windowsサーバーの場合は、区画の実行ディレクトリ(C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\X_LIC\Executeなど)のtutorial.zipファイル内

以下に必要なチュートリアル・オブジェクトのリストを示します。

·         データベース・テーブル: TUTORDH
TUTORDL

IBM i サーバーの場合は、データベース・テーブルが用意されており、区画のデータ・ライブラリ(LICLICLIBなど)に*FILEオブジェクトとしてインストールされます。

Windowsサーバーの場合は、データベース・テーブルが用意されており、区画の実行ディレクトリ(C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\X_LIC\Executeなど)のMicrosoft Accessデータベース(TUTORIAL.mdb)にインストールされます。

·         サーバー上のディレクトリにインストールされるフラット・ファイル:
TUTorder.dtd
TUTorder.xml
Ack.txt
TUT_01_SKEL.txt
TUTORIAL.mdb (Windowsサーバーのみ)

·         アクティビティ:
TUT_01_AT
TUT_02_AT 

·         処理シーケンス:
TUT_01_P1
TUT_01_P2
FSTUTSEQ (完成した処理シーケンスの例)

·         システム設定:
[Tutorial Files]システム設定を、フラット・ファイルをインストールした場所のディレクトリに設定します。

·         LANSAシステム変数:
*AUTOALP10BATCHNO

チュートリアル・データのリセット

以前にチュートリアルを利用した場合は、以下の手順で前の結果を消去することをお勧めします。

·         TUTORDHおよびTUTORDLテーブルのデータを削除します。これらのテーブルはサーバー上に置かれます。

·         IBM i サーバーを使用している場合は、これらがComposerをインストールしたLANSA区画に対して使用したライブラリ(LICLICLIBなど)に置かれます。

·         Windowsサーバーを使用している場合は、これらが区画の実行ディレクトリ(C:\Program Files\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\X_LIC\Executeなど)のMicrosoft Accessデータベース(TUTORIAL.mdb)に置かれます。

チュートリアル・ディレクトリのフラット・ファイルから以下を削除します。
iii_TUT_01_P1.txt
iii_TUT_01_P2.txt

注: これらのファイルがいくつか存在する可能性があります。iiiは、以前にチュートリアルを使用した人が入力したイニシャルです。

·         TUT_01_SKEL.txt絶対に削除しないでください。

演習7、8、9では、LANSA人事デモンストレーション・システムもインストールされている必要があります。

始める前に

これらのチュートリアルを完了するには、以下を完了している必要があります。

·         サーバーにComposerをインストールして構成する

·         Microsoft Windows PCにComposerクライアントをインストールして構成する

·         Composerで使用する有効なサーバー・ユーザーIDとパスワードを取得する

·         基本的LANSA Integratorをサーバーにインストールして構成する

·         Altova MapForceをインストールする、有効なMapForceライセンスを所有している

·         LANSA人事デモンストレーション・システムをインストールする

MapForceに用意されているチュートリアルを終了して、マッピング環境について理解することをお勧めします。

フィードバック

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注意:日本語環境ではIBM i サーバーで作成されたファイルの内容がWindowsのクライアントで正しく表示されない場合があります。この場合は、ファイルの内容をIBM i 側で確認するようにしてください。