3.1 処理シーケンスの構造
以下の画面は、処理シーケンスをサポートする主な概念のいくつかを示しています。以下のセクションの番号は、図の対応する概念を示しています。
1. 業務処理を提供するアクティビティと変換マップ
LANSA Composerの処理シーケンスの主な目的は、アクティビティと変換マップを定義された順序で実行することです。最もシンプルな処理シーケンスは、1つのアクティビティまたは1つの変換だけを実行するものです。
一般的には、処理シーケンスはいくつかのアクティビティや変換マップを組み合わせて、ビジネス・プロセスを完了します。詳細については、「アクティビティと変換マップ」を参照してください。
2. アクティビティ間の通信を提供する変数
複雑な処理シーケンスの場合は、処理シーケンスを構成するアクティビティと変換マップの間で情報をやり取りする必要があるでしょう。そのために、LANSA Composerには処理シーケンスの変数プールが用意されています。詳細については、「変数」と「組み込み変数」を参照してください。
3. 強力な統合機能を提供する処理シーケンス命令
複数ステップの複雑なビジネス・プロセスを実行するためには、一連のアクティビティや変換を単につなげるだけでは十分ではありません。ループ、条件、その他の構成体を使用した実行を制御する手段が必要です。
そのために、LANSA Composerには処理シーケンス命令が用意されています。詳細については、「処理命令」を参照してください。
4. 実行時の柔軟性を実現する処理シーケンス・パラメータ
処理シーケンスは、変数プールの変数となるパラメータを受け取ることができます。パラメータを使用することによって、処理シーケンスの柔軟性が高くなり、1つの処理シーケンスで異なる入力を使用して、ビジネス・プロセスのさまざまなバリエーションに対応することができます。詳細については、「パラメータ」を参照してください。
また、以下も参照してください。