1.2.2 変換マップ
変換マップは、XML、EDI、Microsoft Excel 2010 (XSLX)、テキスト・ファイル、Webサービス・ファンクション、データベース・テーブルなどさまざまな形式の間で、データを変換したりマッピングする方法を定義します。
通常は、構造化された企業データのほとんどがデータベース・テーブルに格納され、一方、情報はXMLドキュメントなどのオープン形式で外部とやり取りされているでしょう。この場合、社内のデータベース・テーブル形式と取引先と合意したXMLなどの外部との交換形式の間で、データ変換する必要があります。この変換には、例えば次のようなことが必要になってきます。
· 送信される販売注文を双方が合意したXML形式で受信し、受注データベースにマッピングする
· 双方が合意したXML形式で、売り掛け金勘定データベース・テーブルから直接請求書を生成する
· 直接統合されていない(おそらくは、さまざまなベンダーの)社内アプリケーション間で情報を伝送する
LANSA Composerで作成した変換マップは、伝送やその他のアクティビティとともに、直接ビジネス・プロセスに組み込むことができます。