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LANSA Composer

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[詳細]コマンドには、以下の5つのセクションがあります。

·     識別
メッセージ構成を識別します。また、基本情報が含まれます。

·     メッセージング・システム
メッセージ・システム・ホストに関する情報とこのホストに接続する方法を指定します。

·     待ち行列とチャネル
メッセージ・ブローカー・システムを介して、メッセージを送受信する際に使用する待ち行列とチャネルを指定します。

·     送信の詳細
MSG_SENDアクティビティが使用する情報を指定します。一部の詳細はアクティビティのパラメータによって上書きされます。

·     受信の詳細
MSG_RECEIVEアクティビティが使用する情報を指定します。一部の詳細はアクティビティのパラメータによって上書きされます。

識別

メッセージ構成を識別します。また、基本情報が含まれます。

[ID]

構成を一意に識別するID

[記述]

構成の説明

[状態]

アクティブまたは非アクティブ。非アクティブな構成は処理シーケンスで使用できません。非アクティブな構成を使用しようとすると、用意されたアクティビティがエラーで終了します。

  

メッセージング・システム

メッセージ・システム・ホストに関する情報とこのホストに接続する方法を指定します。

[メッセージング システム]

サポートされるメッセージ・ブローカー・システムを選択します。新しい構成を作成するときの省略値は[MQSeries]です。

[メッセージング システムのホスト名]

リモート・ホストの名前。このホストが、アクティビティを実行するときに接続するものと同じホストの場合は、省略値の[localhost]を有効にします。それ以外の場合はホストの値を指定します。IPアドレス(nnn.nnn.nnn.nnn:port)またはドメイン名(xxxxxxxxxxxx: port)で指定できます。

[メッセージングシステムのポート]

任意。リモート・ホストを指定します。指定しない場合の省略値は、以下のように指定したメッセージ・ブローカー・システムによって異なります。

IBM MQ Series: 1414

SonicMQ: 2506

ActiveMQ: 61616

TibcoMQ: 7500

[メッセージング システムのユーザー]

任意。ホストに接続するために有効なユーザーIDを指定します。

[メッセージング システムのパスワード]

ホストに接続するために、リモート・ユーザーとともに使用するパスワード。この値は暗号化されます。

待ち行列とチャネル

メッセージ・ブローカー・システムを介して、メッセージを送受信する際に使用する待ち行列とチャネルを指定します。

[待ち行列名]

必須。待ち行列の名前

[チャネル]

必須(IBM MQSeriesのみ)

[待ち行列マネージャ]

任意(IBM MQSeriesのみ)

[クライアント ID]

任意。クライアントを識別するID

送信の詳細

メッセージを送信するときに必要な情報を指定します。

[送信フォルダ]

送信するファイルを選択するフォルダーを完全修飾名で指定します。

MSG_SENDアクティビティのパラメータを使用するか、ファイルの完全修飾名を指定してオーバーライドできます。

[送信ファイル名]

送信するファイルの名前。[送信フォルダ]も指定する場合は、このファイルが指定したフォルダー内に保管されている必要があります。それ以外の場合は、完全修飾名で指定できます。

MSG_SENDアクティビティのパラメータを使用してオーバーライドできます。

[メッセージの保持]

待ち行列をシャットダウンして再起動したときに、送信済みのメッセージを保持するかどうか決定します。省略値は*PERSISTENTです。

[メッセージの優先順位]

送信するメッセージの省略値の優先順位を決定します。省略値は4です。 JMSPriorityメッセージ・プロパティを使用して、メッセージ・ベースでこの値をオーバーライドできます。

[メッセージの有効期限]

メッセージの有効期限をミリ秒単位で指定します。省略値は0です。この場合、メッセージは期限切れになりません。

受信の詳細

メッセージを受信するときに必要な情報を指定します。

[受信フォルダ]

受信したメッセージを保管するフォルダーを完全修飾名で指定します。

MSG_RECEIVEアクティビティのパラメータを使用してオーバーライドできます。

[受信ファイル名]

受信したファイルに付ける名前。[受信フォルダ]も指定する場合は、ファイルがこのフォルダーに保管されます。それ以外の場合は、完全修飾名で指定できます。

MSG_RECEIVEアクティビティのパラメータを使用してオーバーライドできます。