ステップ4. 変換マップを作成する

LANSA Composer

ステップ4. 変換マップを作成する


このステップでは、以下を行う変換マップを作成します。

  • iiiTUTEMPNO.csvファイルの社員コードに基づいて、社員ファイル(PSLMST)からレコードを選択。 作成した処理シーケンスが電子メール添付のCSVファイルを取り出します。
  • 選択された社員情報をiiiTUTEMPDET.xmlに書き込み。

1.  [ナビゲータ]で[定義] / [変換マップ]を選択します。

2.  ツールバーのボタンを使用して、以下の内容で新しい変換マップを作成します。

  [ID]

iiiTUTMAP03

[記述]

CSV選択リストから社員情報xmlへ

[マップ タイプ]

タイプ未指定

[再開可能]

はい

[状態]

アクティブ

3.  変換マップを保存します。

4.  ボタンをクリックし、MapForceマッピング・ツールを開きます。

     LANSA ComposerはMapFoceマッピング機能のサブセットをサポートする旨の警告メッセージが表示される場合があります。

     [続行]をクリックして、MapForceの処理に進みます。 空のマップが表示されます。

5.  要求CSVファイルを挿入するために、[挿入]メニューから[テキスト ファイル]を選択します。 [標準CSVまたは固定長のファイルに単純な処理を使用]を選択し、[続ける]ボタンをおします。

 

6.  [入力/出力ファイル]の[入力ファイル]ボタンをクリックします。 このダイアログを使用して、以前作成した\\<SRV400>\K12Composer\lic\Tutorial\iiiTUTEMPNO.csv ファイルを探し、選択します。

7.  [最初の行をフィールドの行と見なす]のチェックボックスにチェックマークを入れます。

8.  [囲みテキストの区切り]のラジオ・ボタンは[無し]を選択します。 この画面での選択は次のようになります。

9.  [OK]を押します。 MapforceでiiiTUTEMPNO.csvファイルがビジュアル化されて表示されます。

10.[挿入]メニューを使用してデータベース要素を挿入します。

11.以前のモジュールで作成した既存のODBC接続を使用します。

a.  IBM i のユーザーIDとパスワードでログインします。

b. [どのようにデータソースとサーバーの通信を行いますか?]のダイアログでは、[ネイティブを使用]を選択します。

c.  データベースの接続に成功すると、[データベースオブジェクトを挿入]ダイアログが表示されます。

d. 小さな矢印の隣にあるドロップダウン・メニューを使って必要なファイルを含むライブラリ名を選択します。  ライブラリを選択後、PSLMSTファイルを探して、(チェックボックスで)選択します。

     注:ライブラリ名は前回データベース接続を作成時に使用したデータベース接続文字列のものと同じです。

     jdbc:as400://<SRV400>/<LIBRARY>;naming=sql;errors=full;date format=iso;true;translate binary=true

12.[OK]を押してメイン・ウィンドウに戻ります。 PSLMSTテーブルがビジュアル化されて表示されます。

13.XML応答ファイルのサンプルを挿入します。

a.  [挿入]メニューの[XMLスキーマ/ファイル]を使用して、. . . .\Tutorialsフォルダを探し、iiiTUTEMPDET.xmlを選択します。

     XMLファイルの構造が表示されます。

b.  マッピング画面を以下のように調整します。

     マップ機能は、社員番号がCSVファイルにリストされている時のみ、データベースから社員詳細を選択します。

14.ツールバーまたは[挿入]メニューから、[SQL-WHERE条件]を挿入します。

15.PSLMSTテーブルをSQL-WHEREテーブルのインプットに接続します。 これにより[SQL-WHEREプロパティ]ウィンドウが開きます。

16.[SQL-WHEREプロパティ]ウィンドウで、次の選択条件をタイプします。
EMPNO = :inEmpNo

     [OK]を押します。

17.CSVファイルのEmployeeNumberの出力とSQL-WHERE条件の入力のinEmpNoを繋ぎます。

18.SQL-WHEREの結果出力とXMLファイルのEmployee入力要素を繋げます。 マップは以下のようになります。

19.最後にデータベース出力のデータ・フィールドとそれに対応するXML入力を繋げます。
そうすると、マップは次のようになります。

20.マップを保存してMapForceを閉じます。

21.[詳細]タブで[準備]をクリックして、変換マップのコードを生成します。 完了メッセージを確認してください。