9.4 アクティビティのテスト

LANSA Composer

9.4 アクティビティのテスト


通常は、カスタム・アクティビティを含む処理シーケンスを作成して実行し、テストを行います(適切な場合には、処理シーケンスを作成せずに、作成したアクティビティを直接実行することもできます)。

作成したアクティビティによって実行されるカスタム処理が、あらゆる場合に仕様どおりに正しく実行されることをテストする必要があります。また、カスタム・アクティビティが処理シーケンス内で適切に動作することも検証する必要があります。例えば、以下のような項目をテストします。

·         正常に終了した場合も異常終了した場合も、アクティビティの戻りコードが正しく設定されるか

·         変数プールと正しくやり取りできるか。現在の呼び出しが本来より早く終了した場合に、前の呼び出しのデータが残らないように、処理の早い段階で出力変数とリストがクリアされるか

·         正常動作のモニターおよび例外が発生した場合の診断のために、明確で適切なログが出力されるか。

·         アクティビティを再開可能にした場合、起こりうるあらゆる例外に対して、実装が再開機能を正しくサポートするか

·         予想される用途で、アクティビティが適切なパフォーマンス特性を発揮するか。1つの処理シーケンス内でアクティビティが頻繁に呼び出されることが予期される場合は、[Keep Active]機能を適切に利用できるか

カスタム・アクティビティのテストのときに、用意されたアクティビティのいくつかが役に立つと気づくこともあるでしょう。例えば、LOG_VARIABLEアクティビティを使用して、カスタム・アクティビティの実行前と実行後に変数プールの変数値を記録することができます。