処理シーケンス

LANSA Composer

処理シーケンス


処理シーケンス処理命令は項目に指定された処理シーケンスを実行します。このようにして、処理シーケンスで別の処理シーケンスを実行することが可能です。

注意:LANSA Composerは、上記の方法で実行される処理シーケンスのネストレベルに本来制限を設けていませんが、処理シーケンスを2または3レベル以上の深さにネストしないことを強く推奨します。

LANSA Composerが使用しているLANSAのランタイム環境では、単一の処理シーケンス内、また処理シーケンスがネストされる場合のネストレベルが制限されています。いずれにせよ、過度のネストは逆にビジネス・プロセス統合のソリューションのパフォーマンスに影響を与えかねません。

実行する特定のアクティビティは次のように指定できます。通常は、[処理シーケンス]タブからの項目を直接処理シーケンス内にドラッグします。ただし、既存の処理シーケンスの処理シーケンス項目を変更するには、[処理シーケンス]タブからの項目を対象の項目の[詳細]ウィンドウにドラッグします。

また、変数名を指定して、これを実行時に使用して実行する処理シーケンスを決定することも可能です。処理シーケンス用の変数を指定すると、認識された特定の処理シーケンスが上書きされます。(ただし、処理シーケンスのパラメータを入力するためのモデルとしてその特定の処理シーケンスを提供することもできます)

[詳細]ウィンドウの[詳細]タブで項目に指定する処理シーケンスを特定でき、オプションとして処理シーケンス名や実行時のIDを含む変数名も指定できます。

[詳細]ウィンドウの[パラメーター]タブには、処理シーケンスが受け取るまたは返すパラメータが表示されます。

注意:ネストされた処理シーケンスが実行されると、独自の変数プールを持ちます。処理シーケンスを含む変数はネストされた処理シーケンスにアクセスできませんし、その反対もできません。唯一の変数の通信手段は処理シーケンスのパラメータを通してのみです。

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1列目にアスタリスクがある場合は、必須のフラグが付けられたインバウンド・パラメータを示しています。つまり、先行する命令(Assignなど)や別のアクティビティで値が設定されていない場合は、このパラメータには必ず変数または値が指定されていなければなりません。

[インバウンド]
[アウトバウンド]

リストの2列目は、関連付けられたパラメータがインバウンド(処理シーケンスが受け取る)、アウトバウンド(処理シーケンスが返す)のいずれか、またはその両方かを示します。

[パラメータの変数もしくは値]

任意。パラメータに使用する変数の名前または数値か英数字のリテラル値を指定します。処理シーケンスのパラメータの値を指定する際の詳細については、「アクティビティと変換マップ」を参照してください。

[パラメータ名]
[パラメータの記述]

これらの列には、処理シーケンスの定義で指定したパラメータ名とパラメータの記述が表示されます。表示されるパラメータ名が処理シーケンスの変数プールに追加され、この処理シーケンス項目や他の処理シーケンス項目で使用できるようになります。