TXDOC_REGOUTEDI

LANSA Composer

TXDOC_REGOUTEDI


このアクティビティはTXDOC_REGOUTBNDアクティビティの特別拡張版で、追加のパラメータにより、実行待ちのアウトバウンドEDIFACTトランザクション・ドキュメント登録の補助をします。  このアクティビティは、実行待ちのトランザクション・ドキュメントを、後続のアウトバウンド処理、例えば提供されているTXDOC_OUTBOUND処理など、で処理するための登録を行います。

この登録はアウトバウンド・ドキュメントに必要なものを登録することに注意してください。一般的にアプリケーションでは、アウトバウンド・トランザクション・ドキュメントの生成が必要なイベントが起こると、このアクティビティ(または同様の機能のAPIのいずれか)を利用します。

言いかえると、このアクティビティが実行されている時は通常はアウトバウンド・ドキュメントは存在せず、後に続くアウトバウンドのトランザクション・ドキュメント処理により作成されます。  (FOR_EACH_TXDOCOアクティビティは、アウトバウンド・ドキュメント処理で実行待ちのトランザクション・ドキュメントの識別に使用します。)

INPUTパラメータ:

TRADINGPARTNER: 必須

実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントが登録されている取引先を指定します。  このパラメータは必須です。

DOCTYPE : 必須

このパラメータには実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのドキュメント・タイプを指定します。  このドキュメント・タイプは、LANSA Composerのドキュメント・タイプとして定義されているドキュメント・タイプ識別子、例えば'EDI'など、でなければなりません。

DOCSTD : 必須

このパラメータには実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのトランザクション・ドキュメント標準を指定します。  このドキュメント標準は、LANSA Composerのドキュメント標準として定義されているドキュメント標準識別子、例えば'EDIFACT'など、でなければなりません。

DOCSTDVER : 必須

このパラメータには実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのトランザクション・ドキュメント標準バージョンを指定します。  このドキュメント標準バージョンは、LANSA Composerのドキュメント標準バージョンとして定義されているドキュメント標準識別子、例えば'D06A'など、でなければなりません。

DOCPRODTEST : 任意

このパラメータには、トランザクション・ドキュメントが実稼働(P)なのかテスト(T)なのかを指定します。  この値をどのように利用するかは特定のエクスポート・プロセッサの実装によります。EDIFACTトランザクションの場合、通常は交換ヘッダーのUNB11(テスト・インジケータ)にデータを入れ、条件付けるために使用されます。

DOCCONTENTTYPE : 必須

このパラメータには実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのドキュメント・コンテント・タイプを指定します。  コンテント・タイプは、そのコンテント・タイプを識別するものなら、どんな文字列でも構いません。例えば、EDIトランザクション・タイプ(例:'INVOIV')を、EDIドキュメント、またはXMLドキュメント用のXMLドキュメント・ルート要素名として使用することもできます。

DOCGROUP : 任意

このパラメータには、アウトバンドのトランザクション・ドキュメントにファンクション・グループ(UNG / UNE セグメント)を含むかどうか指定します。  省略値は'N'(含まない)です。

このアクティビティはこの値をLANSA Composerのドキュメント・レジスタに(DXX3GPのDXXGPABSフィールド)記録しますが、アウトバウンドの変換マップを読み込み、この値を尊重して最終的なEDIドキュメントにこのファンクション・グループを含むかどうかはユーザーの責任で設計してください。

(1つのEDIFACTドキュメントには異なるタイプのメッセージが含まれ、このそれぞれの異なるタイプは、UNGファンクション・グループ・ヘッダー・セグメントにより導入されるグループに配置され、このグループはUNEファンクション・グループ・トレーラー・セグメントにより終了します。  実際には、EDIFACTアプリケーションの多くでは、1回の伝送で異なるメッセージ・タイプを混在させる必要はなく、一般的にグループ・レベルは使用されません。  とくに、出版業者や図書館のアプリケーションでは絶対に使用されません。)

DOCCTY DOCISA11
DOCISA12

DOCISA14

DOCGS01

DOCTRVR

DOCTRRL

DOCTRCA

DOCTRAC
: 任意

このパラメータは、選択されたEDI交換ヘッダー(UNB)、グループ・ヘッダー(UNG)とメッセージ・セグメントの値を指定する際に使用します。  これらの値が指定されると、LANSA Composerのドキュメント・レジスタのDXX2IN、DXX3GP、DXX4MSファイルに書き込まれ、その後アウトバウンド・ドキュメントの変換マップ内でアクセスして、最終的なEDIドキュメントに直接これらの値を書き込むことができます。  これらの値は必須ではありませんが、ユーザーの導入状況によりアウトバウンドのEDIドキュメントの準備前もしくは準備中にこれらの値の全てまたは一部を取り出して、エクスポート・プロセッサやアウトバウンドの変換マップに入れることができます。

DOCDATAKEY01
DOCDATAKEY02

DOCDATAKEY03

DOCDATAKEY04

DOCDATAKEY05

DOCDATAKEY06
: 任意

このパラメータで、エクスポート・プロセッサーやアウトバウンドの変換マップで実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントに関連するアプリケーション・データを識別できる、アプリケーションで定義された”キー”情報を定義します。

OUTPUTパラメータ:

DOCNUMBER :

正常に終了すると、このパラメータには、新しい実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントに割り当てられた、トランザクション・ドキュメント・エンベロープ・ナンバーが格納されます。