EDI_SPLIT
このアクティビティは複合EDIトランザクション・ドキュメントファイルを1つまたはそれ以上のEDIトランザクション・ドキュメントに分割し、それぞれが指定の数以上のトランザクションを含まないようにします。この分割は、このEDIトランザクション・ドキュメントを更に処理する上で、重要で必要な処理です。その理由は次の2つです。
- LANSA Composer EDI ドキュメント処理の最近の標準、例えばDISCOVER_EDIアクティビティなどは、EDIドキュメントに含まれているトランザクションが穴時取引先、同じEDIトランザクションタイプのものであるとの前提で作られています。
- 大きなEDIトランザクション・ドキュメントの場合、小さいドキュメントに分割することにより、後の処理、特にマッピングの段階を最適化できます。
INPUTパラメータ:
EDIFILE :必須
このパラメータで、分割するEDIトランザクション・ドキュメントファイルのパスと名前を指定します。
EDILIMIT :任意
このパラメータで、分割後のEDIトランザクション・ドキュメントそれぞれが、最大いくつまでのトランザクションを含むかを指定します。指定されない場合の省略値は1です。このパラメータの値は、組み込み変数*tradingpartner.edi.splitmaxを使ってEDIトランザクション・ドキュメントファイルに関連付けられた変換取引先に指定された値から使うことも可能です。
EDIIGNORECRLF :任意
このパラメータで、Y(はい)が指定されると、ドキュメントをパージする際、もとのEDIトランザクション・ドキュメント内のキャリッジ・リターンとライン・フィードが無視されます。指定されない場合の省略値はN(いいえ)です。このパラメータの値は、組み込み変数*tradingpartner.edi.splitmaxを使ってEDIトランザクション・ドキュメントファイルに関連付けられた変換取引先に指定された値から使うことも可能です。
OUTPUTパラメータ:
EDISPLITLIST :
正常に終了すると、このパラメータには結果のEDIトランザクショントキュメントのリストが格納されます。リスト内の分割されたそれぞれのドキュメントは、一般的にLOOP命令を使用して更に処理されます。