処理シーケンス変数(PSV)ファイル
LANSA Composerはドキュメント・フォーマットを定義して、処理シーケンス変数や変数リストを保持したり受け取ったりします。LANSA Composerのフォーマットに適合するドキュメントは、LOAD_PSVSETやSAVE_PSVSETアクティビティ、変換マップで使用可能です。
このドキュメント・フォーマットは実質的にはXMLで、http://www.lansa.com/schemas/lc3psv.dtdにある文書型定義(DTD: Document Type Definition)に記述されています。このDTDのコピーとPSVファイルのサンプルがLANSA Composerと共にインストールされます。
このDTDがLANSA Composerの処理シーケンス変数(PSV)ファイルのフォーマットを定義します。'PSV'のファイル拡張子は提案で、必須ではありません。
以下にPSVファイルの例を示します。
<?xmlversion="1.0"encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE psVariables SYSTEM "http://www.lansa.com/schemas/lc3psv.dtd">
<psVariables>
<psvSet id="1" comment="虹の色を英語で表したリスト">
<psVariable name="rainbow" index="1" value="Violet"/>
<psVariable name="rainbow" index="2" value="Indigo"/>
<psVariable name="rainbow" index="3" value="Blue"/>
<psVariable name="rainbow" index="4" value="Green"/>
<psVariable name="rainbow" index="5" value="Yellow"/>
<psVariable name="rainbow" index="6" value="Orange"/>
<psVariable name="rainbow" index="7" value="Red"/>
</psvSet>
<psvSet id="2" comment="虹の色をフランス語で表したリスト">
<psVariable name="rainbow" index="1" value="Violet"/>
<psVariable name="rainbow" index="2" value="Indigo"/>
<psVariable name="rainbow" index="3" value="Bleu"/>
<psVariable name="rainbow" index="4" value="Vert"/>
<psVariable name="rainbow" index="5" value="Jaune"/>
<psVariable name="rainbow" index="6" value="Orange"/>
<psVariable name="rainbow" index="7" value="Rouge"/>
</psvSet>
</psVariables>
このPSVファイル・フォーマットでは、次の点に注意してください。
- 他のXMLファイルと同様、ルート要素<psVariables>はファイルに1度しか現れません。
- ルート要素<psVariables>は、<psvSet>要素によって定義された、少なくとも1つまたは複数の処理シーケンス変数の”セット”が含まれていなければなりません。
LOAD_PSVSETアクティビティは反復できるので、PSVファイルに複数のPSVセットが含まれていることが重要になります。
- それぞれの<psvSet>要素内に1つまたはそれ以上の<psVariable>要素が存在する場合があり、それぞれが処理シーケンス変数、その値、オプションとして変数リストで使用されるインデックスを定義します。
処理シーケンス変数(PSV)ファイルは組み込み変数やその値は含みません。