SPLF_TO_PDF
このアクティビティは、ジョブとスプール・ファイルのINPUTパラメータによって識別されたスプール・ファイルをPDF文書に変換します。PDF文書は、DOCPATHパラメータで指定したファイル名とパスに書き込まれます。
追加のINPUTパラメータで、PDF文書の基本的なフォーマットとレイアウトを指定できます。MOREATTRIBUTESパラメータで、PDF文書の追加の属性など、高度な指定を行うことができます。
INPUTパラメータ:
DOCPATH: 必須
このアクティビティで生成されるPDF文書のパスとファイル名を指定します。指定したファイルが既に存在する場合は、省略値として内容が置き換えられます。ただし、これはAPPENDパラメータにより変更することが可能です。
APPEND : 任意
この任意のパラメータは指定されたPDF文書のファイル名とパスが既に存在する場合にのみ適用されます。Y(はい)またはN(いいえ)の値があります。Y(はい)を指定した場合、変換されたスプールファイルのページは既存のPDF文書に追加されます。N(いいえ)を指定した場合、既存のPDF文書は置き換えられます。このパラメータが指定されていない場合は、省略値はN(いいえ)です。
JOBNAME: 必須
PDF文書の作成元となるスプール・ファイルを作成したジョブの名前を指定します。
JOBUSER: 必須
PDF文書の作成元となるスプール・ファイルを作成したジョブのユーザー・プロファイル名を指定します。
JOBNUMBER: 必須
PDF文書の作成元となるスプール・ファイルを作成したジョブのジョブ番号を指定します。
SPLFNAME: 必須
PDF文書の作成元となるスプール・ファイルの名前を指定します。
SPLFNUMBER: 任意
PDF文書の作成元となるスプール・ファイルの番号を指定します。指定しない場合は、省略値「1」が使用されます。それ以外の場合は、PDF文書の作成元となるジョブのスプール・ファイルの番号を指定します。
PAGES: 必須
PDFに変換するページ番号のリスト(コンマで区切る)、またはページ範囲を指定します。例えば「2,5,10-15」という値は2ページと5ページを単独でそして10ページから15ページまでを選択します。このパラメータが指定されていない場合は、スプールファイルの全ページがPDFに変換されます。
PAGETYPE: 必須
このパラメータの値により変換されたPDF文書はPDFテキストページまたはPDF TIFF G4イメージのページのいずれかになります。「*TEXT」の値はSCSタイプのスプールファイルに利用され、「*IMAGE」はSCSとAFPDS両方のタイプのスプールファイルに使用できます。 「*TEXT」の方が早いですが、SCSスプールファイルしか変換できません。「*IMAGE」は遅いですが、 SCSとAFPDSの両方のファイルタイプを変換できます。このパラメータが指定されていない場合は、「*TEXT 」が指定されたものとみなされます。
PAGESIZE: 任意
生成されるPDF文書のページ・サイズを指定します。省略値は*A4です。その他の有効な値は、以下のとおりです。
- *A0から*A10
- *B0から*B5
- *LETTER
- *HALFLETTER
- *LEDGER
- *LEGAL
- *NOTE
ORIENTATION: 任意
*PORTRAITまたは*LANDSCAPEでページの方向を指定します。省略値は*LANDSCAPEです。
MOREATTRIBUTES: 任意
このパラメータは高度な用途に使用します。以下の構文を使用して、PDF文書に追加の属性を指定できます。
keyword(value) {keyword(value) ...}
指定可能なキーワードと値の詳細については、LANSA Integratorのマニュアルで、PDFSpoolFileServiceのCREATEサービス・コマンドの説明を参照してください。
OUTPUTパラメータ:
OUTPUTパラメータはありません。