条件式

LANSA Composer

条件式


WHILE、UNTIL、CASE、IFおよびELSEIF命令で使用される条件式は、以下のパーツから構成されます。

左側のオペランド

式によって値が評価される変数または組み込み変数の名前です。

変数を指定する場合は、変数名の先頭にアンパサンド(&)を付けます。例えば、&VARIABLE1のようになります。インデックス付きの変数を指定するには、変数名のすぐ後に、インデックス値を指定する変数または数値リテラルを括弧で囲んで指定します。例えば、&VARIABLE1(&INDEX1)のようになります。

組み込み変数を指定するには、[Built-ins]タブに表示されるように、アスタリスクも含めて名前を入力します。組み込み変数の名前の先頭にはアンパサンドを付けないでください。

オペレーション

左と右のオペランドを比較する比較演算子です。以下のいずれかを使用できます。

*EQ  =  等しい

*NE  <>  等しくない

*GT  >  より大きい

*GE  >=  以上

*LT  <  より小さい

*LE  <=  以下

右側のオペランド

左側のオペランドで指定した変数と比較する値です。以下のいずれかの方法で値を指定できます。

1. 数値または英数字のリテラル値。英数字のリテラル値を入力した場合は、値を引用符で囲むこと必要があります。引用符は比較に使用する値には含まれません。値に引用符も含める必要がある場合は、引用符を二重にします。

2. 比較に使用する値を提供する変数または組み込み変数の名前。変数を指定する場合は、変数名の先頭にアンパサンド(&)を付けます。例えば、&VARIABLE1のようになります。組み込み変数を指定するには、[組み込み変数]タブに表示されるように、アスタリスクも含めて名前を入力します。組み込み変数の名前の先頭にはアンパサンドを付けないでください。インデックス付きの変数を指定するには、変数名のすぐ後に、インデックス値を指定する変数または数値リテラルを括弧で囲んで指定します。例えば、&VARIABLE1(&INDEX1)のようになります。

使用例

以下の式は、MYNUMBERという変数の値が3より大きいときに真になります。

&MYNUMBER *GT 3

以下の式は、MYSTRING:という変数の値がABCのときに真になります。

&MYSTRING *EQ 'ABC'

以下の式は、変数リストMYLISTの2番目のインスタンスがBのときに真になります。

&MYLIST(2) = 'B'

以下の式は、MYLETTER変数の値が、変数リストMYLISTの3番目のインスタンスと等しくない場合に真になります。

&MYLETTER <> &MYLIST(3)

以下の式も似ていますが、MYINDEX変数で、変数リストMYLISTのどのインスタンスを比較に使用するか指定しています。

&MYLETTER <> &MYLIST(&MYINDEX)

以下の式は、*TRADINGPARTNER組み込み変数の値がATLASのときに真になります。

*TRADINGPARTNER = 'ATLAS'