LIC010 - 処理シーケンスの呼び出し(オプション)
Composer 3 では処理シーケンスから処理シーケンスを呼び出す機能が導入されました。 この機能により、再利用可能な処理シーケンスを開発することが可能になり、複数の処理シーケンスを呼び出せるようになりました。 この機能をサポートするために、処理シーケンスでアウトバウンドのパラメータが定義されました。
目的
- 演習LIC009で作成した処理シーケンスiiiTUTSEQ07を2つの部分に分割します。
- iiiTUTSEQ07は、以下の処理を行う処理シーケンスiiiTUTSEQ7Aを呼び出します。
1.CONCATを使って出力ファイルのパスと名前を作成
2.変換マップiiiTUTMAP03を実行し、入力CSVファイルの社員番号をもとに社員を取り出し、XMLファイルに保存
3.FTPを使って出力社員XMLファイルを出力フォルダに送信
注: これはあくまでも別の処理シーケンスから処理シーケンスを呼び出す簡単な例を示すものです。 理想的なソリューションという訳ではありません。 例えば、iiiTUTSEQ07を実行する度に複数の社員XMLファイルが出力されるので、ステップ1とステップ2だけを処理シーケンスiiiTUTSEQ7Aに入れた方が効率はより良くなります。 そうすれば、iiiTUTSEQ7Aを呼び出した後、iiiTUTSEQ07でDIRECTORY_LISTを使用して全ての出力ファイルを出力フォルダにFTP送信することができます。
ステップ
上記の目的を達成するには、以下のステップを完了してください。
始める前に
演習LIC010を完成するには、演習LIC009を完了している必要があります。