HTTP_GET
このアクティビティはHTTPサーバーからドキュメントを取得する際に使用できます。（通常はHTTP GETメソッドを使用）
このアクティビティはHTTPアウトバウンド構成とともに使用されます。このHTTPアウトバウンド構成ではHTTPサーバーへの接続を確立するために必要なほどんどのパラメータが設定できます。選択されたHTTPアウトバウンド構成の属性はこのアクティビティのパラメータにより上書きされる場合があります。
このアクティビティでは、HTTPFAILEDという通知イベントが使用されます。このイベントがアクティブな場合、このアクティビティ内で失敗すると、通知イベントにより電子メールまたはその他のサポートされるフォームによる通知が送信されます。
INPUTパラメータ：
HTTPCONFIG： 必須
このパラメータにはHTTPサーバーへの接続を確立するために必要な多くのパラメータを設定するHTTPアウトバウンド構成の名前を指定してください。以下に説明されている通り、選択されたHTTPアウトバウンド構成の属性はこのアクティビティのパラメータにより上書きされる場合があります。
URI :任意
このパラメータには、HTTPアウトバウンド構成に指定されているURIを上書きする代替の値を指定します。使用する場合は、HTTPアウトバウンド構成に指定される、リモートホスト接続に使用するURIを指定します。このパラメータが指定されない場合は、HTTP構成から値が取られます。
RETURNFILEDIR： 任意
このパラメータは任意選択です。このパラメータがブランク以外の値の場合、返されるペイロード・ファイル（HTTPサーバーから受け取ったHTTP応答データを含むファイル）が保存されるローカル・サーバーのディレクトリとして使用されます。このパラメータが指定されない場合は、HTTPアウトバウンド構成で指定されたコンテント・ファイル・ディレクトリの値が用いられます。
RETURNFILENAME： 任意
このパラメータは任意選択です。ブランク以外の値を指定した場合、返されるペイロード・ファイル（HTTPサーバーから受け取ったHTTP応答データを含むファイル）の名前として使用されます。
HTTPMETHOD :任意（上級）
このパラメータでアウトバウンドHTTP要求に使用されるHTTP要求のメソッドを指定できます。HTTPプロトコル標準では、複数のメソッドやユーザー定義のメソッドがRESTスタイルのアプリケーションに使用することができます。省略値はGETで、HTTP_GETアクティビティがHTTPサーバーからドキュメントを取得する際に最もよく使用される値です。また別のよく利用されるHTTPメソッドはPOSTです。POST要求を出すためにはHTTP_POSTアクティビティが利用できます。POSTはHTTPサーバーにデータを送信し、オプションとして応答データを受信するために使用されます。
HTTPHEADERNAME:任意（上級）
HTTPHEADERVALUE: 任意（上級）
この２つのパラメータでは、オプションとしてアウトバウンド要求のHTTPヘッダに追加するHTTPヘッダ値に対応する１つまたはそれ以上のHTTPヘッダ名を指定できます。このアクティビティでは、既に要求ヘッダに複数の一般的な”標準”プロパティを追加していることに注意してください。自身のアプリケーションが、'AUTHORIZATION'などのような追加のHTTPヘッダを指定するように要求している場合や、HTTPサーバーアプリケーション特有のカスタムプロパティがある場合にこのパラメータを使用できます。このアクティビティはHTTPHEADERNAMEリストに指定されたプロパティをいくつでも追加します。使用する場合は、それぞれのHTTPHEADERNAMEリスト項目に対して、対応するHTTPヘッダプロパティ値が含まれるHTTPHEADERNAMEリスト項目が存在することを、ユーザー自身で責任をもって確認してください。
OUTPUTパラメータ：
OUTPUTパラメータはありません。