変換マップの準備
マッピング・ツールを使用して、変換マップの定義を作成または変更したら、処理シーケンス内で実行する前に、使用する準備を行う必要があります。
そのためには、変換マップの[詳細]タブで[準備]ボタンをクリックします。そして[変換マップの準備]ウィンドウで[準備]をクリックします。マップの準備には数分かかる場合があります。
変換マップのコンパイル・コードが正常に終了すると、次のようなウィンドウが表示されます。
[了解]をクリックすると、残りのステップが続行されます。
準備が完了すると、
をクリックして完了したステップの詳細を表示できるようになります。 準備が失敗した場合の判断にこのログが役立ちます。[準備]ボタンによる処理
主に以下のようなステップで処理が実行されます。
· マッピング・ツールで定義された変換マップを実装するためのJavaコードを生成する
· 生成されたJavaコードをコンパイルする
· 変換マップに必要なパラメータを決定し、マップに関する情報をカタログにする
この処理が完了すると、生成された.jar (Javaアーカイブ)ファイルが、LANSA ComposerによってLANSA Integratorインスタンス/composer/<
>/map ディレクトリに格納されます。これが、変換マップの実行可能な実装です。注: 変換マップでIBM DB2 for i5/OSデータベース・テーブルに接続するデータベース・コンポーネントを使用する場合は、変換マップを用意する際に、LANSA Composerにより、生成されたJavaコードからライブラリ修飾子が削除されます。実行時に必要なファイルを見つけられるように、データベース構成を設定する必要があります。詳細は 「IBM DB2 for i5/OSの変換マップに関する追加考慮事項」を参照してください。
変換マップの準備が正しく完了すると、[パラメーター]タブで、変換マップの新しいパラメータや変更されたパラメータを確認できるようになります。実際に表示される変換マップのパラメータは、マッピング・ツールのマップ定義によって異なります。マップのカタログ化された情報は[カタログ情報]タブで表示できます。