DISCOVER_EDI
このアクティビティは、EDIトランザクション・ドキュメントファイルを処理し、その内容についての詳しい情報を探し出します。ドキュメントが既にトランザクション・ドキュメント・レジスタに登録されている場合、このアクティビティによりドキュメントから取り出された情報でレジスタを更新します。このアクティビティの機能には以下が含まれます。
- EDIドキュメント標準、バージョン、トランザクション・タイプを決定します。
- EDIトランザクション・ドキュメントをLANSA Composerの取引先定義に一致させ、それに合わせてトランザクション・ドキュメント・レジスタを更新します。
- EDIトランザクション・ドキュメントの内容についての当初の情報を使用して、トランザクション・ドキュメント・レジスタの取引先との合意書(交換)、グループとトランザクション(メッセージ)のセクションの情報を入力します。
- オプションとして、EDIトランザクションを検証することもできます。(一致する取引先を指定し、SEFファイルが一致するLANSA Composerドキュメント標準とバージョンに対して指定された場合)
INPUTパラメータ:
EDINUMBER :必須
このパラメータにトランザクション・ドキュメントのトランザクション・ドキュメント・エンベロ-プナンバーを指定します。この番号は通常TXDOC_REGISTERアクティビティにより割り振られます。
ドキュメントが未登録の場合は、特別な値'*NONE'を指定できます。*NONEが指定されると、アクティビティはトランザクション・ドキュメント・レジスタを使用せず、ドキュメントから収集した情報によるレジスタの更新も行われません。
EDIFILE :必須
このパラメータで、EDIトランザクション・ドキュメントファイルのパスと名前を指定します。
EDIDIR :必須
このパラメータでドキュメント交換の方向(I=インバウンド、 O=アウトバウンド)を指定します。
OUTPUTパラメータ:
EDISTD :
正常に完了すると、このパラメータにはEDIトランザクション・ドキュメントに適応するドキュメント標準ID(LANSA Composer's ドキュメントタイプに定義されている)が含まれます。
EDIVER :
正常に完了すると、このパラメータにはEDIトランザクション・ドキュメントに適応するドキュメント標準バージョンID(LANSA Composer's ドキュメントタイプに定義されている)が含まれます。
EDITYPE :
正常に完了すると、このパラメータにはEDIトランザクション・ドキュメントに含まれるEDIトランザクションタイプ(例えば850、INVOICなど)が格納されます。
EDIPRODTEST :
正常に終了すると、このパラメータには、EDIトランザクションが実稼働トランザクションの場合は'P'、テスト・トランザクションの場合は'T'が含まれます。
EDIVALID:
正常に終了して、このトランザクションがLANSA Composerの設定をもとに、該当する取引先やドキュメント標準について検証された場合は、このパラメータにこのトランザクションが有効であるか(Y)、そうでないか(N)が示されます。
EDIMATCHTP :
操作が正しく完了すると、EDIドキュメントに一致する取引先の識別子がこのパラメータに格納されます。