サブシステムとジョブ
LANSA Composerが実行されるLANSAシステムは、クライアント/サーバーおよびWebアプリケーションがサポートされる完全なアプリケーション実行環境です。したがって、必要なアプリケーションのサポートを提供するために、サーバー上でいくつかのコンポーネントがアクティブになっている必要があります。
新規LANSAシステムにインストールした場合は、必要なサブシステムとジョブが自動的に開始します。これらのサブシステムを停止した場合またはシステムを再起動した場合は、LANSA ComposerのためにLANSAアプリケーション・サポートを提供するサブシステムを再起動する必要があります。
リスナーの起動
LANSAリスナーは、クライアント/サーバーおよびLANSA ComposerのWebパーツをサポートするために必要な通信サービスを提供します。LANSA Composer Windowsクライアントを起動するため、またはWebブラウザーでLANSA Composer処理コンソールを開くためには、LANSAリスナーがアクティブな必要があります。
リスナー・ジョブが実行されるサブシステムが起動されると、LANSAリスナーが起動します。省略値では、このサブシステムの名前は、LANSAシステムで使用されるプログラム・ライブラリの名前と同じです。表示される省略値を使用して、LANSA Composerを新規LANSAシステムにインストールした場合は、以下のコマンドでリスナーを起動できます。
STRSBS SBSD(LICPGMLIB/LICPGMLIB)
HTTPサーバーの起動
WebブラウザーでLANSA Composer処理コンソールを開くには、ANSAシステムと関連付けられたHTTPサーバー・インスタンスを起動する必要があります。
HTTPサーバー・インスタンスはSTRTCPSVR (TCP/IPサーバーの起動)コマンドで起動します。省略値では、HTTPサーバー・インスタンスの名前は、LANSAシステムで使用されるプログラム・ライブラリの名前と同じです。表示される省略値を使用して、LANSA Composerを新規LANSAシステムにインストールした場合は、以下のコマンドでリスナーを起動できます。
STRTCPSVR SERVER(*HTTP) HTTPSVR(LICPGMLIB)
Java Service Manager (JSM)の起動
LANSA ComposerでLANSA Integratorサービスを使用するには、LANSAシステムと関連付けられたJava Service Managerを起動する必要があります。これは、LANSA Composerに提供されているほとんどのアクティビティに必要です。
Java Service Managerがインストールされたサブシステムを開始すると、Java Service Managerが開始します。表示される省略値を使用して、LANSA Composerを新規LANSAシステムにインストールした場合は、以下のコマンドでJava Service Managerを起動できます。
STRSBS SBSD(LICJSMLIB/ LICJSMLIB)