4.2.3 トランザクション・ドキュメント統計に関する作業
LANSA Composerには、インバウンドとアウトバウンドのトランザクションの流れの管理統計をグラフで表示する、Webブラウザー・ベースのインターフェースが用意されています。
トランザクション・ドキュメント統計の作業をするには、内のを展開し、を選択してください。のページが表示されない場合、通常は次のいずれかの理由によります。
- アプリケーション・サーバーでWebサーバーまたはリスナーが実行されていない。この場合、Webサーバーやリスナーを起動して再試行します。
- ブラウザー・インターフェースの基本URLが正しくない。必要なら、該当するシステム設定を確認して修正します。詳細については、「システム設定」を参照してください。
- チャート・ビューが表示されない場合はソフトウェア要件が満たされていない可能性があります。詳細については、「トランザクション・ドキュメント統計のグラフ表示の必要条件」を参照してください。
ページでは最初は４つのペイン表示の選択が表示されます。ドロップダウン・リストから選択しても表示を変更することができます。矢印ボタンをクリックすることで、表示を折りたたんだり、展開したりできます。
注: Webブラウザー(LANSA Composer外部)でを開くこともできます。開くには、ボタンをクリックします。Webブラウザーで開いて、コンソールをお気に入りに追加したり、URLをコピーして作業スタッフなど他のユーザーに送信したりできます。
トランザクション・ドキュメント統計の拡張またはカスタマイズ
提供されるトランザクション・ドキュメント統計ページは、LANSA Composerのトランザクション・ドキュメントのフローに関連する基本的なグラフやテーブルを提供します。これは開始キットとして、また可能な機能を示す例として提供されます。
この機能をユーザーの組織の特定の条件にカスタマイズし、更に拡張して使用したい場合は、このページのカスタマイズされたビューを開発し、プラグ・インすることも可能です。使用可能なビューは、LANSA Composer IBM i またはWindowsサーバーのLANSA Composerデータベース内のテーブルDXXDSHF1に定義されています。更に詳しい情報が必要な場合は、LANSAサポートまたはサービス担当者に連絡してください。
トランザクション・ドキュメント統計ページで提供される4つのビューはトランザクション・ドキュメントのフロー量をグラフ形式で表示することができます。
これらのグラフ・ビューは追加のソフトウェアが必要ですが、これはLANSA Composerで提供されませんし、インストールもされません。これには次のものがあります。
- Microsoft Silverlight（推奨はバージョン4)がクライアントにインストールされていなければなりません。
- サーバーにVisifireのグラフ・コンポーネントの実行時ファイルがインストールされていなければなりません。
Visifireのグラフ・コンポーネントは、Silverlightベースのアプリケーション・パッケージ・ファイルSL.Visifire.Charts.xapに実装されています。
これらのグラフ・ビューを使用するには、Visifireのグラフ・コンポーネントを入手し、LANSA Composerサーバー・インストールのwebserver\imagesフォルダにSL.Visifire.Charts.xapをインストールします。
例：
- IBM i サーバー： /LANSA_licpgmlib/webserver/images
- Windows サーバー： C:\Program Files\LANSA Composer Server\WebServer\Images